「最近、肩や首のあたりに鈍い痛みを感じる」。そんな感覚をおぼえたら、歪みが始まっているかもしれません。
これらを単なる疲れのせいにしてしまうと、ひどい肩こりや首こりに発展してしまうかも……。
早めに原因を突き止め、効果的な対策を施しましょう。私達の体を支える骨格は、1つ1つの骨がバランス良く積み上げられた積み木のような状態。
きれいにバランス良く並んでいるのが理想的ですが、ひとつでもズレが生じてしまうとそれを補おうとして部分的に過度な負担がかかり、痛みやこりが生じやすくなるのです。
今回は肩こりや首こりからの歪みを改善する方法を解説します。
1.歪みの改善策と、そもそも歪ませないための方法
肩こりや首こりは、日常生活のささいな行動や習慣によってもたらされることが多いもの。
たとえば、「重い荷物を入れたショルダーバッグを、毎日右肩に提げて歩いている」「家でテレビを見る時は常に右向き」など、私達は普段の生活のなかで、無意識のうちに「偏った動き」をしてしまいがちです。
そして同じ動作や姿勢を取り続けることで、筋肉が偏った使われ方をしやがて体に歪みが生じることに……。
歪まないよう、肩こりや首こりを改善するシンプルな方法は、その周辺の筋肉を刺激し、軽くもみほぐすことです。筋肉の緊張をほぐすことがこり改善のカギなのです。
例えば肩に近い鎖骨のマッサージ。まず鎖骨のすぐ下に人差し指から小指までの4本を揃えて当て、ぐっと押します。
そのまま肩を10回上下するという作業を、鎖骨に沿って少しずつ指をずらしながら3セット行います。肩の上下運動に加え、肩回しも加えるとより効果が期待できるでしょう。
また、仕事や勉強で一区切りついた際に腕を大きく回したりするだけでも緊張緩和に効果が見込めます。
ストレッチや体操など、簡単にできることは積極的に取り入れるようにすると、日常生活の中で生じた筋肉の緊張を緩和させられるでしょう。
2.ストレスと上手につきあうことも重要
姿勢や動作、筋肉を緊張させたままにしないこと。他にも日常生活で気を付けなければならない要素があります。
それは「ストレス」です。
大事な仕事を前にした緊張感、プレッシャー、上司との人間関係、あるいは不規則な生活や睡眠不足など、ストレス状態が続くと体の筋肉や血管が収縮し、こりの原因に。ストレスと上手につきあい、体も心もリラックスした状態を保つことが大切といえるでしょう。
3.まとめ
普段私達は、知らず知らずのうちに体を歪める動作や姿勢を繰り返しているものです。
そこで肩まわりの筋肉を軽くマッサージするだけでも楽になり、つらさの緩和に効果が期待できます。
日頃から、動作が偏っていないか意識して改善に取り組み、「肩が痛いな」「首がこっているかな」と感じたら、腕を回したりもみほぐしたりするなど、簡単で効果的な方法をこまめに実行するようにしたいものです。
また、職場の人間関係や、さまざまな悩み事からストレスを抱えていると筋肉の緊張を高め、歪みやこりの原因に。
日常生活の中には、これだけ首や背中の歪み、その延長線上にある肩こりにつながる要素がたくさん存在することを意識する必要があるでしょう。
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