「整体やマッサージに行ったけど体のつらさが改善しない。家の近くに体調を改善するというオステオパシーサロンがあるけど、この効果ってどうなの…」
あるいは
「オステオパシーって耳にしたけどどんな施術だろう」
こんな風にお考えのあなたに読んで欲しい記事です。
肩こりや腰痛は、病院でレントゲンやMRIで診療しても大きな問題が見つからないことが多いでしょう。そこでマッサージやカイロプラクティックや整体へ行くことになるかもしれません。
そんなときにおすすめしたいのがオステオパシーなのです。
腰痛、ぎっくり腰、肩こり、五十肩、関節痛、強い疲労感、頭痛、体の歪み、不眠などさまざまな不調に効果的です。
最後まで読むと、オステオパシーとは何であるか、効果の根拠、施術からの改善メカニズム、サロン選びの注意点まで理解できます。
その上でぜひ一度オステオパシーを受けてみてください。体の変化が実感できるかもしれません。
1. オステオパシーとその効果
まずオステオパシーとは何か、そしてどんな効果があるのかを解説します。
1-1.オステオパシーとは本来は医療の手技療法
オステオパシーはアメリカ生まれの歴史ある手技療法で、1892年には専門大学が創立しています。
さまざまなテクニック(技術)を使い、不調な筋肉や関節を直接伸張させ、曲げ、緩めていきます。落ちた可動性も元の状態へ戻すよう促します。
不調部位を正しい方向へ導き、刺激を与えます。すると体に備わっている自然治癒力・回復力により、機能障害を起こしていた体が本来もっていた機能性を取り戻します。
体を1つのユニットとしてみなし、手技により体の不調にアプローチし、自然な回復力により体を改善させる。「体をあるべき姿に近づけること」を目指す。これがオステオパシーということになります。
日本ではカイロプラクティックと同様、整体というくくりにされがちで、もちろん民間資格、医療類似行為です。
しかし実はオステオパシーはアメリカにおいては医療です。施術者はオステオパスと呼ばれ、国家資格です。Doctor of Osteopathy(あるいはD.O.)とも言い、全ての州で「医師免許」を認可されています。診断・外科手術・処方・投薬といった西洋医学の医師と同等の医療行為が認められています。
骨格などの運動器系、さらに循環器系、脳神経系など、解剖学的あるいは生理学的な広範囲の医学知識の元にして、幅広く体の改善を行います。
本来のオステオパシーは、一般の医師と同様の知識をもった“ドクター”による手技療法です。
1-2.オステオパシーは腰、肩、体の痛みに効果的
日本のオステオパシーは、一般的に以下の症状に悩む方が施術を受けています。そして実際に改善したという声があります。
腰痛、ぎっくり腰、肩こり、五十肩、関節痛
他にも、全身のこり、強い疲労感、頭痛、体の歪み、不眠にも効果があるとされています。これらの症状に効果的といえる理由は次章で説明します。
2. オステオパシーはなぜ効果的なのか。仕組みも解説
前章で説明したような、オステオパシーの効果を実感している口コミが存在するものの、半信半疑の方も多いでしょう。日本では国家資格ではなく、知名度も低いからです。
そこで本章ではオステオパシーの効果がなぜ実感できるのか、その仕組みを説明します。
2-1.自然な回復力を促すアプローチを行うから
オステオパシーは、骨格や筋肉などの運動器系、動脈・静脈やリンパなどの循環器系、脳脊髄液の循環を含む脳神経系など、あらゆる器官に働きかけることで、直接あるいは間接的に体の自然治癒力・回復力を促します。これにより不調が改善します。
「オステオパシーは筋骨格構造をバランスよく整列させ、神経の圧迫を取り去り、内在する医師である血液を体の隅々に行き渡らせることによって、体が自ら治すようにしむけているのである。」
A・T・STILL M.D.(アンドリュー テーラー スティル 医学博士)
オステオパシーは、体(骨格・筋肉・循環器・神経)に正しい改善への道を示す施術なのです。
2-2.全身をくまなくチェック、施術するから
またオステオパシーは体を一つのユニットとしてみなします。ある体の部位が不調な原因は、体の別の部位かもしれないと考えます。つまり不調な部分とは別の部位にアプローチすることで、不調を解消するというメカニズムもあるのです。
簡単な施術例で言えば、左の膝を悪くした時に、今度はそれをカバーしていた右膝が痛くなったとして、クライアントの主訴は元々悪くしていた左膝を忘れ、新しく悪くした右膝であるところを、オステオパス(オステオパシーの施術者)はその元である左膝の障害を検査により導き出して施術をする。という説明がわかりやすいでしょうか。痛みを出している場所はその原因の場所とは限らない。この考えによってオステオパスは全身を検査、施術してゆくのです。
オステオパシーは不調な部位以外もくまなくチェック、施術を行うため、正しく改善できる可能性が高いと考えられます。
3.効果的にオステオパシーを受けるための3つの注意点
ここまで読んで、実際にオステオパシーを受てみようと思いはじめましたか?ただそのときに注意すべき点、サロンの選び方についてのポイントがありますので、紹介します。
3-1.予約前にオステオパシーの種類を確認する
オステオパシーは大きく分けて2種類。全身を施術する一般のオステオパシー。そして頭蓋オステオパシーです。
この頭蓋オステオパシーはクラニオセイクラルセラピー、クラニアルともいい、頭蓋・硬膜の変調を触診し、調整します。特に頭痛、自律神経失調、顎関節症に効果的とされています。もしこれらの症状を改善したいのであれば頭蓋オステオパシーをメインにしているサロンへ行くとよいでしょう。
なおオステオパシーサロンによっては、頭蓋オステオパシーは療法の一つととらえているサロンもありますので確認してみてください。
3-2.施術者の資格をチェックする
オステオパシーのサロンを予約するのに、施術者の資格を確認しましょう。按摩マッサージ指圧師、柔道整復師、理学療法士などの国家資格をもっているオステオパスが在籍しているのがポイントになります。日本にいくつかあるオステオパシーの専門協会で資格を取得している方、さらにD.O.と名乗っており、Doctor of Osteopathyの資格をアメリカで取得しているのであれば確実でしょう。
オステオパシーは医学全般、解剖学・生理学の知識をもって行う施術、療法です。人体に精通している施術者がおすすめです。
日本では民間資格のため無資格者でもオステオパスと名乗ることができてしまいます。そのためサイトなどでキャリアや資格を確認しましょう。
3-3.口コミを見る
できればサイトで口コミが読めるサロンがおすすめです。そこで施術の前にカウンセリングや問診をしっかり行うかどうかは、必ずチェックするようにしましょう。
なぜなら、オステオパシーはそれらをしっかりと行うからです。
なお高齢者の利用が多いために。ネット上の口コミが少ないサロンなどが存在することは、頭に入れておいてください。
4. オステオパシーのやり方、施術の流れ
ここではオステオパシーへの理解を深めるために、サロンを紹介します。オリエンタルオステオパシーは、施術歴20年以上のベテランで、体の仕組みについてしっかり知識をもった理学療法士のオーナーが施術を行います。
根本的な原因を探し出し、本当に不調な箇所にアプローチします。体のパーツを全部チェックしてくれるので、問題点を見逃しにくいことがポイント。体の不調で悩んでいる方やどこに不調の原因があるかわからない方にこそおすすめです。
●施術の内容
施術歴20年以上、国家資格の理学療法士であるセラピストが、ひとりひとりの体の状態を見極めて適切な施術を提供。全身のチェックを行い、不調の根本的な原因を探し出していきます。体を本来あるべき位置に戻して、不調に負けない体づくりを目指します。刺激の少ないソフトな施術ですので、大人から子供まで年齢問わずに安心して施術を受けられるでしょう。
●施術料金
通常料金:60分コース8,640円
●スタッフ資格
理学療法士
5.まとめ
オステオパシーとその効果。施術から改善への仕組み。サロン選びの注意点までご紹介しました。
もしお近くにあるのでしたら、ぜひ一度オステオパシーで施術を受けてみてください。
劇的に体の変化が訪れるかもしれませんよ。
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