一昨日は
春のような暖かさでしたが
昨日今日は一転して
雪がつもる厳しい寒さとなりました。
この極端な天候、実は私たちの体にとっては
「非常事態」に近い負荷がかかっています。
今回は
この寒暖差で
私たちの体で何が起きているのか
解説していきます。
人間には
外部環境がどう変わっても体内の状態を一定に保つ「恒常性(ホメオスタシス)」という機能があります。
その中心を担うのが自律神経です。
今の時期のように気温が乱高下すると
自律神経は血管を広げたり閉じたり
熱を作ったり逃がしたりと
24時間休まずフル稼働し続けなければなりません。
これを「寒暖差疲労」と呼びます。
特に注意したいのが、以下の3つが重なる
「トリプル寒暖差」です。
1. 朝晩と日中の気温差が7℃以上
2. 前日との激しい気温差(雪の翌日が晴天など)
3.暖かい室内と冷え込む屋外の往復
これらが重なると
体はエネルギーを使い果たし、
バッテリー切れのような状態になってしまうのです。
寒暖差疲労からくる症状
1.全身倦怠感とだるさ
最も頻繁に見られる症状であり
体温調節のためにエネルギーが
過剰に消費された結果、エネルギー不足
(パワーダウン)状態に陥ることで生じる 。
2.頭部の不調・めまい・肩こり
急激な気温変化は血管の収縮と拡張を不安定にし
特に冷えによって首や肩の筋肉が
緊張・硬直することで
血流が悪化して頭部の不調や肩こりを誘発する 。
3.消化器系の機能低下
自律神経は胃腸の働きも制御しているため
その乱れは
食欲不振、胃もたれ、腹痛、下痢、便秘などとして
現れる 。
4.末梢循環障害
手足の冷え、むくみ
特に筋肉量の少ない女性は熱産生能力が低いため
冷えやむくみを感じやすい 。
5.睡眠の質の低下
気温差は
睡眠の質を左右する「体温リズム」と
「自律神経の切り替え」を
根底から乱す要因となる 。
そうならないために
気をつけたい3つのこと
1.体を冷やさない
着脱しやすい衣類で、こまめに体温調節
2.エアコンの適切使用
室内外の温度差を7℃以内に抑えるのが理想的
室温を一定に保つことで
自律神経への負担を軽減する 。
3.入浴
38〜40℃のぬるめのお湯に
10〜15分浸かる。
血流を促し、
副交感神経を優位にする効果がある 。
【簡単自律神経セルフケア】
・左右のこめかみを指(1本か2本)で
軽く圧迫する
・圧迫しながら
指をさらに上方向に持ち上げる(軽い圧)
・そのまま30秒キープ
最後に
2026年の冬は
例年以上に気候の変化が激しくなっています。
「ただの疲れだから」と我慢せず
体が発している小さなSOSに
耳を傾けてあげてください。

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