こんにちは♪芳川です!
今回は姿勢と自律神経についてお伝えします。
長時間のパソコン作業やスマホ操作は、慢性的な「うつむき姿勢」となります。
その姿勢は、頭を前に出し、首のカーブが失われ、肩が前に巻き込まれて、背中が丸まり、最も代表的な「猫背」という、不良姿勢となります。
頭が前に出て、背中が丸まることで、身体の軸である背骨の並び方崩れることとなります。
その背骨についての構造は皆さんご存知でしょうか?
背骨は、
首の骨を頸椎7コ
胸の骨を胸椎12コ
腰の骨を腰椎5コ
お尻あたりを仙椎1コ
これらがS字カーブをとりながら、積み重なり脊柱となっております。
これら1個1個の背骨には空洞があり、その中には身体を支配している神経(中枢神経)があります。
例えば、不良姿勢において、頸椎の配列が崩れてしまうと、首凝り・肩こり・手や腕へのトラブルが起こったり、腰椎の配列が崩れてしまうと、腰痛・大腿部・足のトラブルが起こります。
では、頸椎と腰痛の間に挟まれている、胸椎においてはどのような影響が出てしまうのでしょうか?
胸椎の神経は自律神経(交感神経系)が関わっています。
そもそも自律神経とは何か?
呼吸・内臓の動き・循環・体温調節・ホルモンの調整など、人間が生きていく上で欠かすことのできないものをコントロールしています。
そして、自律神経は「交感神経」と「副交感神経」という2種類から成り立ちます。
交感神経は、車で言えば「アクセル」
副交感神経は、「ブレーキ」です。
車の運転では、「アクセル」と「ブレーキ」の適宜使用する事が大切ですが、人間も同じことが言えます。
必要に応じて個の切り替えが上手くいかないと自律神経が乱れてしまいます。
これらの自律神経系からの影響によって・偏頭痛・耳鳴り・めまい・呼吸困難・睡眠不足・入眠困難などの症状が姿勢の崩れからの影響もあるのです。
このようなトラブルを避けるためにも、キーボードから一旦手を放し、以下のエクササイズで悪い姿勢を固めないようにしましょう!
1、胸の前で、手・腕を合わせる。
2、手のひらを外側に向け、肩甲骨を寄せるように胸を開く。
3、胸を開いたまま両手の甲を頭の上で合わせるように肘を伸ばす。
※この時に頭が前に出ないようにアゴを引いたまま実践しましょう。