ストレスを溜めこみ過ぎてしますと『脳疲労』状態になってしまい、身体に様々な症状が現れます
まず、脳のしくみについて
大脳には
「理性」を司る大脳新皮質
「本能」を司る大脳辺縁系
そして、そのふたつの間には主に意識しなくても生存に必要な身体の動きを保つ、「自律神経系」を担っている「間脳」があります。
主にこの3つの機関がお互いに関係性を保っていて、さらに外部から入ってくる情報を的確に分配し処理することによって、その働きが保たれています。
しかし、これらの機関の働きを上回るような大容量の情報が入ってくると、まず本能をつかさどる大脳辺縁系が機能不全に陥り、大脳新皮質にも影響を
及ぼしはじめます。やがて、その影響は間脳にも達して、脳全体の働きが鈍ってしまうことが起こります。これが「脳疲労」の仕組みです。
主な原因は…『ストレス』『情報過多』など
ストレスや情報過多によって脳が疲労してしまうと、初期症状として「便秘」、「睡眠障害」、「味覚障害」などが起きてしまいます。
食事をしても味が感じられなくなったり、嗅覚が鈍ったり、そうした症状が出た場合は脳疲労の始まりのサインかも…。
その後、なかなか寝つけなくなったり、朝起きられなくなったり、頻繁に目が覚めてしまったりといった不眠症の症状が出はじめます。
そして症状が進むと、なんとなくぼんやりとして飽きっぽくなってしまうなど、精神状態にも影響を及ぼしはじめ、やがて、うつ病や認知症といった症状に
発展し、神経や精神に対する障害を招いてしまう危険性も。
健康な心と身体のために規則正しい生活や食事、適度な運動などのストレス発散など、できる限り脳に負担をかけない生活を心がけましょう♪