何だか調子が悪い…でも特に病気があるわけではない。
そんな不調に悩まされてはいませんか?
もしかしたら、それはミネラル不足かもしれません。
ミネラルは私たちの体にとって重要な役割を持つ五大栄養素のひとつです。
ミネラルには人間の臓器や細胞の活動をサポートしたり歯や骨のもとになったりといったとても重要なはたらきがあり、生きていくうえで欠かせません。
そんなミネラルの正体は、岩や土に含まれる「無機質」と呼ばれるものです。
無機質とは、地球上にある118種類の元素のうち、水素、炭素、窒素、酸素を除いた元素のことです。
現時点で私たちの体に欠かせないことが分かっているのは16種類→「必須ミネラル」と呼ばれています。
ミネラルは自分の体内で作ることができず、体細胞内での重要な生命・健康維持の際には、外部からしっかりミネラルを取り込まないと体に異常をきたします。
たとえ、取り込むことができても摂取量が少ないと欠乏症が起こり、さまざまな病気を引き起こしてしまいます。
● 不足しがちなミネラル4種類……カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛
● 過剰摂取に注意が必要なミネラル4種類……ナトリウム、マグネシウム、リン、セレン
● 不足や過剰摂取の心配が少ないミネラル5種類……銅、クロム、マンガン、モリブデン、ヨウ素
・カリウムは体内の水分と関わる重要な働きをもつミネラル
血圧を調節してくれる働きがあり、不足すると脱力感や食欲不振などの症状が出ます。
海藻類や野菜類、果物類、豆類に多く含まれる
刻みこんぶやドライトマト、ドライバナナなどはカリウムの含有量が多いです!
・カルシウムは骨を作ってくれる重要なミネラル
不足すると骨粗しょう症になってしまいます。カルシウムはビタミンDが不足してしまうと吸収率が落ちてしまうため
効率的に摂取するためにビタミンDも一緒に摂るのがおすすめです!
小魚や乳製品、大豆成員などに多く含まれています。
・鉄は赤血球の中で酸素を運搬してくれるミネラル
不足すると貧血になってしまいます、動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に摂取することで吸収がよくなります。
肉や魚介類、緑黄色野菜に多く含まれ、特にレバーなどの内臓に多く含まれています。
・亜鉛は体内の酸素の材料になるミネラル
亜鉛は多くの食品に含まれていますが、特に牡蠣や肉類、ナッツ類、海藻類などに多く含まれていて、牡蠣には亜鉛が豊富です!
不足すると味覚障害や皮膚炎が引き起こされます。
必須ミネラルは基本的に摂り過ぎても不足しても身体に悪影響が出てしまうため、それぞれの成分ごとにバランス良く摂取することが重要です。
ぜひ、ミネラルも意識して摂るように心がけてみてください♪