■免疫力低下や肌トラブルも
「冬の寒さは健康に様々な影響を与えるため、それを回避する目的で適正に暖房を使用することは大切です。
体の冷えを放置すると、血圧の上昇や免疫力の低下、肌のトラブルなど多くの健康上の問題に繋がりかねないためです」
免疫力が低下すれば様々な病気のリスクが高まり、流行のウイルスにもかかりやすくなる。
肌トラブルも招くとなると、冬の暖房をガマンして良いことはないようだ。一方で、暖房の使い過ぎも考えもの。。。
「暖房を使い過ぎると、かえって寒さに弱い体になってしまい、暖房への依存度が高くなってしまうからです。また過度の暖房は逆に肌の乾燥を招きがちです。
『ほどほど』に暖房を用いることが重要なのですが、どのくらいの暖房の使用が『ほどほど』かは、年齢や体力、体温が高いか低いか、その地域の気温、部屋の構造などによって様々なバリエーションがあり、一概にいえません」
■「頭寒腹熱」で冷えにくい体を作る
体の冷えが健康に害を及ぼすということだが、対策があります
「『お腹』を充分に温めることです。お腹には胃腸など重要な臓器が集まっていますが、胃腸が冷えると免疫力が低下し風邪などにかかりやすくなる他、代謝が低下して痩せにくい体となってしまいます。昔から『頭寒足熱』と言い伝えられていますが、同様に『頭寒腹熱』が大切な心掛けといえます」
お腹を温めるというのは意外だと感じる人もいるのでは。具体的にどうすればいいのか。
「お腹の温まる食べ物を摂取する、温かめのお風呂にゆったり浸かる、腹巻などを活用することです。また適度に運動することも大切です。日常的に運動することによって筋肉から熱を発し、冷えにくい体となります。従って暖房に過度に依存することもなくなります」
「頭寒腹熱」を心掛けた生活を過ごすことで、冷えにくい体が作られ、結果的に過剰な暖房もいらなくなります
大事なのは普段から体作りをしておくこと。この冬はお腹を温めることに注目してみてはいかがでしょうか。
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