こんにちは、才藤です。
乾燥する季節になってきましたね。
唇の乾燥が気になって、リップクリームが手離せないかたも多いかと存じます。
毎日使っているのに効果が感じられないという場合、念のため使用期限を確認してみましょう。唇は食べ物と触れる機会が多く、皮膚が薄く外に出ている部位のため、体の中でも敏感で荒れやすい部位です。
リップクリームは直接唇に触れるので、食べ物の汚れや皮膚などが付いてしまい雑菌が繁殖する心配があります。リップクリームは未開封なら3年、一度開封したものなら半年以内に使い切るべきといわれます。唇に塗る以外の使い方で活用するか、一思いに捨てましょう。
唇は身体の他の部分とは異なり、自分で皮脂を分泌することができません。表皮が薄くて、摩擦にも弱くデリケートです。ゴシゴシと擦りつけるようにリップクリームを塗っていると、気づかない内に唇の負担になっている可能性があります。乾燥が気になるからと頻繁に塗りすぎても負担がかかります。唇の荒れた部分を刺激して炎症を起こしてしまったり、唇が本来持っている治癒力を失わせてしまっていたりする可能性もあります。
刺激に弱い唇は、ダメージをできるだけ与えないようにしましょう。
唇を舐める癖がある場合、唾液には保湿成分が含まれていないので、かえって乾燥が進んでしまいます。噛み癖がある人も唇は荒れやすくなってしまいます。
リップクリームは、繊維に沿って「縦」に塗るのがオススメです。縦方向に塗ると、皺にクリームが入り、細かく保湿できます。リップクリームの横塗りは、唇に対する摩擦も強くなってしまいます。
どうしても横方向に塗ってしまうのであれば、スティックタイプではなくバームタイプのものを使い、指やブラシ、綿棒などにとって塗るようにすると縦塗りを意識して塗りやすいです。
折角の保湿アイテムであるリップクリーム、効果的な使い方を意識して、有効活用してみましょう!