自立生活の指標:日常生活動作(ADL)とは
自立した生活とは
高齢化社会に突入している日本では、高齢者が要介護状態となることの予防、介護状態の悪化の予防を図る取り組みとしての介護予防の重要性が強調されるようになっています。
介護予防を図るためには生活機能を高めることが必要とされており、身体や精神の機能である「心身機能」、日常生活動作(ADL)や家事、屋外歩行などの「活動」、生きがいや仕事などの「参加」の3つの要素にバランスよく働きかけることが重要であるとされています。
介護予防とは
介護予防とは、人が生きていくための生活機能を高めることによって自立した生活を送り、生活の質の向上を目指すものです。
自立した生活を送るためには、心身の機能の向上を図るとともに、日常生活動作(ADL)の維持・向上を図り、活動性の向上や社会参加を促して、生きがいや役割を持ってその人らしく活き活きと生活していくことが重要なのです。