デジタルデトックスで眼と脳の老化を防ぐ?
著者は昔、医学で病気が治らなかったとき、断食をして病気を治した経験があるそうです。
ご存知のとおり、断食は自然治癒力を復活させることのできる方法。なにも食べないと消化吸収機能が休まるので、排泄機能にエネルギーが費やされ、身体のなかにたまった毒素が体外に解毒されるというわけです。
断食においては、身体のデトックスと同時に脳のデトックスも重要だといいます。
脳は、食欲という大切な本能を捨てることによって、クリアな状態を得ることができるから。
「あれが食べたい、これも食べたい」から、「なにが大事? これからなにがしたい?」へと思考がシフトし、血液も、お腹から脳へ移行するということ。
同じように、目から脳に入って消化吸収されなかった「未消化な情報から発生する毒素」を、スマホ・パソコン断食で排泄させるといいそうなのです。
そうすることで脳が情報収集から情報処理・加工へとシフトし、「あの情報もこの情報もほしい」から、「あれはこうしよう、これもこうしよう」へと思考もシフトするから。
いわば、情報を入れるだけの脳から、「考える脳」へと変身するということ。これが、デジタルデトックスの効果なのだそうです。
今は何をするにもどこへ行ってもパソコン・スマホを使うのが普通ですが、だからこそ、定期的にこれらと距離を置き、目や脳を休める必要があるのです。
例えば月に1回、休みの日を狙って、パソコンもスマホも使わない日を設けてみてはいかがでしょうか?
効果を高めるのは、可能であれば、あらかじめ連絡(メールバック・コールバック)しないことを知らせておくのもいいでしょう。
デジタルデトックスをすると、外部情報によって抑圧されていた内部発信情報のふたが開き、「考える力」が復活しはじめるそうです。
「見る力」を使いすぎて隠れていた「考える力」が、エネルギーを得て活動を開始しはじめるということ。
その結果、視野が広がり、発想も自由になるというわけです。
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