腕や肩に痛みやしびれなどが表れる頸椎(けいつい)椎間板ヘルニア
多くは、首の骨を構成している頸椎の間にある椎間板が飛び出して神経を圧迫することで起こります
◇首のしびれや痛み
首の骨は頸椎と呼ばれる七つの骨で構成されていて
頸椎の間でクッションの役割を果たすのが椎間板
頸椎椎間板ヘルニアは
椎間板が後方(背中側)に飛び出している状態です。
30~40代の男性に多く見られ、主に加齢による椎間板の老化が原因とされるが、悪い姿勢やスポーツで受けた外傷が誘因になることもあります。
頸椎の後方には神経が束になった脊髄や、その神経が各頸椎間から手足へと延びる分岐点の神経根があります。
飛び出した椎間板が脊髄や神経根を圧迫することで、首や肩、腕などにしびれや痛みが生じ、足のもつれや歩行障害が表れることもあります
◇首を守る姿勢を意識
頸椎椎間板ヘルニアが中年層に多いのは、元気で活動性が高く、しかも老化現象が忍び寄っていることも、、、
通常、首は自然な曲線(前方に突出)を描いていますが
頭の重さを首や肩だけで支えるのではなく、背骨と骨盤にも分散させるためです。
ところが、首をひねる、前後に曲げるなどの姿勢を繰り返し長く続けると、頸椎に掛かる負担が大きくなり
徐々に椎間板やその周囲の靱帯(じんたい)に傷みが生じ、首の正常な曲線が失われ、「ストレートネック」「スワンネック」などの変形が起こってきます。
さらに椎間板も弾力を失いながら、やがて後ろに飛び出して神経を圧迫するようになります。そして
パソコンやスマートフォンの長時間の使用は、頸部(けいぶ)痛や肩こりを助長させます。
普段から猫背にならないよう姿勢には注意を。
パソコンの画面に向かう時はあごを引き、特にスマートフォンやタブレットは、うつむかずに済む位置で使用するよう心掛けてほしいです!!
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