ふだんはなかなか休みを取れないけど、お正月だけはゆっくりと過ごせる。そんな人、多いのではないでしょうか。
久しぶりに家族揃って帰省するもよし、箱根駅伝を見ながら家でのんびり過ごすもよし、昼間から仲間とわいわい飲み食いするもまた楽し♪
ただし、「お正月ぐらいさー」とむやみに気が大きくなってルーズさに歯止めがきかなくなると、いざ三が日が過ぎて日常モードにシフトしようとしても、
・カラダが動かない
・やる気が出ない
など、いわゆる“ブルーマンデー”の大型版みたいなものに襲われてしまうことがあるのです。これが俗にいう「正月病」ですね。
1.正月病、予防策3つ
でも、正月病は予測可能な分、対策も立てやすいといえます。主な予防法は3つ。『朝10時までには起きる』『ダラダラ食いをしない』『適度な運動をする』です。
①朝10時までには起きる
深夜はテレビ三昧、昼すぎに起きて出してソファでゴロゴロ…というような、いわゆる“昼夜逆転”の生活を続けていると体内時計が狂い、リセットが困難になります。理想はなるべくふだん通りの生活をすることですが、それもある意味酷な話なので、せめて眠りを司るホルモン、“メラトニン”が分泌されている午前10時までには起きて朝日を浴びましょう。
②ダラダラ食いをしない
さらに飲食の機会が増えるお正月は胃腸に負担がかかりやすいので、胃腸をいたわるよう心がけましょう。
③適度な運動をする
外出の機会が減るので運動不足にもなりがちに。これでは、気持ちもカラダもなまってしまうのは当然。体内時計を調整したうえで、近所を散歩するなどのほどよい運動をすることで、正月病を未然に防ぐことができるというわけです。
2.気負わずやる気モードへ!体内リセットで不眠ケアに
さらに仕事始めの朝は、熱めのシャワーを浴びるのがおすすめ。交感神経が優位になって、“やる気モード”に入りやすくなります。ただし、「これから新年が始まるぞ―!」と気負うよりも、まずは仕事始めの一日を乗り切ることを考えましょう。そして乗り切ったら自分を褒めてあげる。そのうち自然に日常モードへと戻れるはずです。
なお、朝10時までに太陽の光を浴びる体内時計リセット法は、不眠のケアや海外旅行による“時差ボケ”の解消にも効果的なので、ぜひお試しを♪
一年間がんばったカラダをいたわりつつ、よい年をお迎えください。
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