「リンパマッサージでお腹がへこむって本当かな?お腹やせにリンパマッサージって効果がある?」
こんな疑問にお答えします。「お腹のリンパマッサージはダイエットに効果的です」自宅でできるやり方をお教えします。
お腹のリンパマッサージにダイエット効果があるなら試してみたいですよね。リンパを流すとむくみや脂肪が軽減されて、お腹やせが期待できるのです。
今回はお腹のリンパマッサージがもたらす効果と、お腹の悩み別にマッサージの方法をご紹介します。
記事を読んで、マッサージを行っていただけば、ペタンコお腹やウエストのくびれも夢ではなくなります。
最後に注意点も書き添えますので、そちらもしっかりチェックして正しいマッサージを行うようにしてください。
お腹のリンパマッサージで、スッキリした理想の体型を手に入れていただけたらと思います。
1.お腹のリンパマッサージはダイエットに効果的
お腹のリンパマッサージはやせるのに効果的です。リンパの流れを良くすることで、お腹太りの大きな原因であるむくみを改善できるからです。
お腹には腕や足より多くのリンパ管が通っています。
くびれのない寸胴体型や、ぽっこりお腹の多くはリンパの流れが停滞したために起こるむくみと老廃物の蓄積が原因です。
リンパがスムーズに流れているお腹は脂肪が燃えやすく、老廃物が溜まらないので太りにくくなります。
お腹のリンパマッサージを正しく行うと、老廃物によるむくみが改善できます。さらに、リンパの流れを良くすることで内臓脂肪が燃えやすく蓄積されないのでダイエット効果が期待できます。
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関連記事2.ダイエット以外に期待できる「お腹のリンパマッサージ」3つの効果
お腹のリンパマッサージにはダイエットの他に3つの効果が期待できます。
・腸の働きを活発にする
・冷え性が改善される
・疲れが取れる
以下にひとつずつ解説していきます。
お腹のリンパマッサージで良い結果を得るために、どんな効果があるのか、内容をしっかり理解しておきましょう。
2-1.腸の働きを活発にする
お腹のリンパマッサージは腸の働きを活発にします。リンパの流れが良くなると、老廃物の阻害によって鈍っていた腸に刺激が与えられて活発に動くようになるのです。
リンパの流れが悪くなると老廃物が腸に蓄積してしまい、腸のぜん動運動は遅く鈍くなります。溜まった便を押し出す力が弱まるので、便秘になったり、消化機能の衰えから下痢を起こしたりします。
便秘は、腰痛や肌荒れなどの不快症状の他、ポリープや癌など重篤な病気の原因にもなります。
下痢も同じで、イライラや不眠、疲れやすいなどの症状、また怖い病気を引き起こす可能性もあります。
お腹のリンパマッサージを正しく行うと、腸の働きが活発になり、老廃物を腸に溜め込んだり、十分消化しないまま排出するといったことが少なくなります。
便秘や下痢に悩んでいる方は、お腹のリンパマッサージで症状の改善が期待出来ます。
2-2.冷え症が改善される
お腹のリンパマッサージをすることで冷え性の改善が望めます。
リンパマッサージは血流を良くするため、血行が良くなり冷えが改善されるのです。
手足が温かくても、お腹を触ってみて冷たく感じる人は内臓が冷えています。冷えはむくみや肩こり、肌荒れなどさまざまな不快症状の元になります。
お腹には太い血管が集まっていて、臓器の周りにリンパも集中しています。全身の70%のリンパが腹部にあるともいわれており、マッサージをしてリンパの滞りを無くすことで全身の血流を促進させることができます。
冷え性の人はお腹のリンパマッサージで症状の改善が見込めます。冷え性でなくても体の冷えを感じたときには、お腹のリンパマッサージが効果的です。
2-3.疲れが取れる
お腹のリンパマッサージには疲労回復効果的です。血行が促進されリンパの流れが良くなることで、疲労回復物質が全身に行き渡り、疲れを癒してくれるのです。
腕や足に比べ脂肪の多いお腹は、特別なトレーニングをしない限り筋肉に刺激を与えにくいです。それでいて、お腹には太い血管やリンパが集中していて流れが滞りやすくなっています。
リンパマッサージで適度な刺激をお腹の筋肉に与えることにより、リンパの流れが良くなり、細胞が活性化して代謝が上がります。代謝が上がると疲労回復物質が体内で生産され、体に行き渡るようになるのです。
疲れやすい、疲れがとれにくいと感じている人はお腹のリンパマッサージを試してみると良いでしょう。
※ここもチェック リンパマッサージには免疫力を高める効果もあります。病気から体を守ってくれる免疫細胞はリンパの中に多く含まれており、リンパマッサージを行うことでその働きが活発になるのです。 免疫力を高め、ウィルスや細菌に強い体づくりのためにもリンパマッサージはおすすめです。 |
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関連記事3.【悩み別】お腹のリンパマッサージの方法
お悩み別にお腹のリンパマッサージの方法をご紹介します。マッサージは各お悩みごとに3分間程度行ってください。
時間帯としては、入浴後に行うことをおすすめします。
お風呂上がりは体が温まり血行が良くなっているので、マッサージをすることでさらに血流やリンパの流れが促進されるのです。筋肉も柔らかくなっていて、ほぐしたり伸ばしたりがしやすい状態です。
また、リンパマッサージ後は老廃物をスムーズに排出するために常温の水やハーブティを摂取すると良いでしょう。
それでは解説していきます。
ぜひ今日から、お腹のリンパマッサージを始めましょう。
3-1.三段腹に効果があるリンパマッサージ
三段腹は、お腹の上、中、下とそれぞれに脂肪が溜まっていて、個々につまめる程の段状になっている状態をいいます。
三段腹は見た目にやせて見える人にも起こり得ます。たとえば、長時間のデスクワークや姿勢の悪さからお腹の筋肉量が減り、内臓を支える力が弱まってたるんでしまった場合などです。どちらかというと筋肉量の少ない女性に多いといわれています。
リンパの流れが良くなると三段腹もスッキリしやすくなります。
以下のようなリンパマッサージを3分間程度行いましょう。
①おへそを中心に両手の手の平を重ねて、時計回りにやさしくさすります。
②みぞおちに両手をあて、親指以外の4本の指であばら骨の一番下の骨のラインから脇腹に向かってさすります。
③お腹の中央を4本の指で左右交互に動かしながら温かくなるまでさすります。
3-2.ぽっこりお腹に効果があるリンパマッサージ
ぽっこり出たお腹が気になるという方の中には、肥満ではないのになぜかお腹だけが出ている…という方が少なくありません。
ぽっこりお腹の原因として、腹筋の衰え、姿勢の悪さによる骨盤の歪み、便秘などが考えられます。
リンパの流れが良くなると、ぽっこりお腹も改善されます。以下のようなリンパマッサージを3分間程度行いましょう。
①お腹全体を両手の平で下腹部に向かって上から下に交互にさすります。
②そけい部(※)を外側から内側に向かって親指4本の指で押しさすります。
③両手の親指とその他の4本の指で脇腹の下の肉をつまむようにして大きく動かします。もみほぐすような感覚で反対側にも施します。
(※)そけい部:左右の大腿部の付け根にある溝の内側にある下腹部の三角形状の部分。
3-3.下腹太りを改善するリンパマッサージ
下腹が太ってしまうのは、脂肪と筋肉不足による内臓の垂れ下がりが原因と考えられます。下腹の筋肉の衰えは冷えやむくみも引き起こしますが、筋肉を鍛えようとやみくもに腹筋をしても即座に効果は得られません。
リンパマッサージで老廃物を流し、リンパの流れを良くすることで、下腹太りは改善されやすくなります。以下のようなリンパマッサージを3分間程度行いましょう。
①両手親指以外の4本の指で、おへそかから指3本分離れたラインに沿って、お腹を上から下に押していきます。終わったら、指1本分外側のラインも行います。
②両手の親指以外の4本の指でそけい部の外側から内側に向かってさすります。
③その次に、おへその下あたりから真下に向かって両手の親指以外の指を重ねるようにしてさすり流します。
3-4.ウエストにくびれを作るリンパマッサージ
日本人は寸胴体型が多く、やせていても引き締まったウエストを持つ人は少ないです。
仮に激しい運動や食事制限で体重が減っても、ウエストが細くなるとは限りません。
ウエストやせに特化したお腹のリンパマッサージなら、スリムなウエストが実現しやすくなります。
以下のようなマッサージを3分間程度行いましょう。
①左手は右のウエスト、右手は左ウエストにそえて、親指以外の4本指で肉を中心に集めるような感覚で左右交互にさすります。
②両手の平の真ん中をくぼませて、片側のウエスト部分全体を叩きます。
肉を下から上へ持ち上げるような感覚で施し、反対側も同じように叩きます。
4.お腹のリンパマッサージ施術の注意点
お腹のリンパマッサージをする際の注意点は以下の3つです。
・力を入れすぎない
・リンパの方向を間違えない
・体調に留意して行う
ひとつずつ解説していきます。
間違ったリンパマッサージで体調を悪化させたりすることのないよう、しっかり確認しておきましょう。
4-1.力を入れすぎない
お腹のリンパマッサージをする際は、力を入れ過ぎないように注意してください。
強い力を加えたり、長い時間やり過ぎることで痣ができたり、かえって症状が悪化して痛みが出てしまう可能性があります。圧力を掛け過ぎると皮膚が伸び、たるみやシワの原因にもなります。
強く押せば押すほど老廃物がたくさん流れるといった考えは間違いです。リンパは皮膚の表面近くを流れているので強い力は必要ありません。強い力で押しすぎたことで、流れを止めてしまうこともあり得ます。
お腹のリンパマッサージは優しく撫でるように行ってください。クリームやオイルを塗って肌を保護し、指の滑りを良くしてから行うとよいでしょう。
4-2.リンパの方向を間違えない
お腹のリンパマッサージをする際は、方向を間違えないように注意しましょう。
流れに逆らった方向に向けてマッサージをすると効果が得られませんし、症状が悪化することも考えられます。
滞っていたリンパを正しく流していくことでマッサージの効果が期待出来ます。
良い効果を得るためには、リンパの流れに沿って、正しい順番でマッサージを行うことが大切です。
はじめる前に流す方向をしっかり確認し、どこをどのようにマッサージすれば良いのかを把握してからお腹のリンパマッサージを行うようにしましょう。
4-3.体調に留意して行う
お腹のリンパマッサージは体調に留意して行ってください。以下のようなときに行うと、体調不良を引き起こすことがあります。
・食後1時間以内
リンパマッサージによって血液が全身を巡り、胃腸にいくはずだった血液量が少なくなることで消化不良を引き起こす可能性があります。
・飲酒後
リンパマッサージによって血行が促進され、酔いが回りやすくなってしまう危険があります。
・生理中や妊娠中
生理中や妊娠中にお腹のリンパマッサージを行うと、下血量が増えたり、ホルモンバランスに悪影響を及ぼすことが考えられます。
※心臓疾患や皮膚の炎症、腎臓障害などの持病がある場合は必ず主治医に相談してからマッサージを行うようにしてください。 |
5.まとめ
お腹のリンパマッサージの効果と、お悩み別のマッサージ方法について解説しました。
お腹のリンパマッサージはダイエットに効果的です。
また、ダイエット以外にも以下の3つの効果が期待できます。
- 腸の働きを活発にする
- 冷え性が改善される
- 疲れが取れる
リンパマッサージを施す際には、力を入れ過ぎないこと、方向を間違えないことに注意してください。また体調に留意して行うことも大切です。妊娠中の女性、持病のある方は主治医に相談してから施術することも覚えておきましょう。
記事を参考に、リンパマッサージで今よりスッキリした体型を手に入れていただけたらと思います。
リンパマッサージは自分でも行えるものの、熟練のプロの施術はやはり違います。力を抜いてリラックスしたところを、優しく、それでいてしっかりとリンパを流してもらうことは、至福のリラクゼーション体験になるでしょう。 ぜひ一度リンパマッサージにトライしてみませんか?マッサージ・リラクゼーションサロンの検索・予約サイト『EPARKリラク&エステ』なら、お近くのリンパマッサージサロンを探すことができます。さらに施術が割引になるキャンペーンや、新規のお客さま限定のお得なクーポンも利用できます。 気になった方は以下のボタンから『EPARKリラク&エステ』のページをご覧になってみてください。 |
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