まるでプロ級!?正しく効果的なセルフリンパマッサージのやり方

リンパマッサージセルフ_ic

「セルフで行うリンパマッサージって効くのかな?」
あなたは今、自分で行うリンパマッサージについてそう考えているのではないですか?

リンパマッサージ自体は美容や健康に良いとされています。自分で行っても望む効果が得られるとしたら、すぐにでも自宅で実践できますよね。

そこで、セルフで行うリンパマッサージには効果がある理由と、部位別の具体的なセルフマッサージ方法をイラストでわかりやすくご紹介します。

また、効果的にマッサージを行うためのポイントや注意点もお伝えします。

この記事を読めば、自分で行うリンパマッサージに効果がある理由がわかり、今日からセルフマッサージができるようになります。あなたの疑問の解決に役立てば幸いです。

1.セルフで行うリンパマッサージに効果がある理由

リンパマッサージセルフ_01

セルフで行うリンパマッサージには効果があります。

なぜなら、リンパマッサージは、自分の手で部位を軽くさする程度の簡単な方法で、体に不要な水分や老廃物を排出するリンパの流れを促進できる施術だからです。

リンパが流れるリンパ管は皮膚のすぐ下に広く分布しているので、強く圧力をかけなくてもリンパ液の流れを促すことができます。

軽くさする程度の触り方であれば自分の手でも簡単に行えます。ですから、セルフで行うリンパマッサージでも効果が得られるのです。

リンパマッサージの効果は以下の通りです。

  • 老廃物の排出を促す

  • むくみや冷えの解消

  • 疲労やこりの解消

  • 新陳代謝の改善

  • 免疫力の回復

そしてセルフリンパマッサージのメリットは、むくみや疲れ、こりなど、体調不良を感じた時にすぐにでも気軽に取り組めるところです。

サロンでやってもらおうとすると、予算を考えたり、行くまでに日にちが空いてしまったり予約が必要だったりすることもありますが、自分で行うマッサージは待つ必要がありません。

体調不良に気付いた時にすぐに対処することで、リンパが長時間滞ることを防ぎ、日常的にむくみや疲れをため込まない体へと整えやすくなります。

※我慢できない体調不良のときや、数日間セルフマッサージを行っても改善が得られないような場合は、すぐに医療機関で受診をしてください。

2.【部位別】セルフで行うリンパマッサージの方法

リンパマッサージセルフ_02

ここからは、部位別に自分で行うリンパマッサージの方法をご説明します。

最初は鎖骨リンパ節からマッサージをしてください。その後、他の気になる部位をマッサージしていただいて結構です。

ただし、全身のマッサージをしたい時は記事に書いてある順番で進めてください。その方が、全身のリンパ液を流れにそってより効果的に促すことができるからです。

マッサージ方法は簡単にできるものばかりですので、ぜひ実践してみましょう。

2-1. 最初は鎖骨リンパ節をマッサージ

リンパ-マッサージ_セルフ_01

最初にマッサージをしておくべきリンパ節は鎖骨リンパ節です。

鎖骨リンパ節は、リンパ液の「最終出口」とも言われていて、全身のリンパの流れが集まり最も詰まりやすいリンパ節とされているからです。

どの部位のマッサージをする時にも、まずは必ず最初に鎖骨のリンパ節からマッサージして、鎖骨部分のリンパ液の通りを良くします。

具体的なマッサージは次のように行いましょう。

①はじめに、右手で左の鎖骨の上を、中央から左肩に向かって10回さすります。
②次に、左手で右側の鎖骨の上を、中央から右肩に向かて10回さすります。

次に、各部位のセルフで行うリンパマッサージについて説明していきます。

どの部位にも共通するのは、さする時の1ストロークあたりにかける時間のめやすは約3~5秒という時間です。

力を入れすぎずにゆっくりとさすってください。

 

以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。

関連記事

2-2.首から肩のリンパマッサージ

リンパ-マッサージ_セルフ_02

首から肩のセルフで行うリンパマッサージは次のように行います。

①はじめに、右手4本の指先で左側の首の後ろの付け根から左肩に向かってさすります。これを5回行ってください。
②次に、左手でも同じように右側の首の後ろの付け根から右肩に向かって5回さすります。

以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。

関連記事

2-3.顔のリンパマッサージ

リンパ-マッサージ_セルフ_03

顔のマッサージは以下の①~⑤の順番で行います。

両手の人差し指と中指2本の指先を軽くあてて、リンパ管を流れるリンパ液をゆっくりと耳前のリンパ節まで送り出すイメージで行ってください。

顔の左側は左手で、右側は右手の2本の指先でさすってください。左右同時にマッサージをしても、片方ずつ行っても、やりやすい方法で構いません。

①おでこから、そして顎下から、フェイスラインに沿って耳前のリンパ節までさすります。
②ほうれい線から口の脇、頬を通って、耳前のリンパ節までさすります。
③目の下から頬骨を通って耳前のリンパ節までさすります。
④目の下から目頭を通り、まぶたを通って、耳前のリンパ節までさすります。
⑤最後に、耳前のリンパ液を鎖骨リンパ節に送り出すイメージで、耳前から鎖骨までをさすります。

ここまでを5回繰り返します。

 

以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。

関連記事

2-4.腕のリンパマッサージ

腕のリンパマッサージは次のように行います。

リンパ-マッサージ_セルフ_04

①左手の平を上向きにして、右手でその手首をそっと掴み、ゆっくりと左脇の下に向かってさすり上げ。ます。
リンパ-マッサージ_セルフ_05

②①で左脇の下に向かってさすり上げるのと同時に、左腕はゆっくりと上げます。そのため、左手をさすり上げる右手は、途中からは、二の腕から左脇の下に向かってさすり下ろすような動きなります。
これを5回行います。

③右腕も同様にして5回行います。

2-5.お腹のリンパマッサージ

お腹のリンパマッサージは次のように行います。

リンパ-マッサージ_セルフ_06

リンパ-マッサージ_セルフ_07

リンパ-マッサージ_セルフ_08

リンパ-マッサージ_セルフ_10

リンパ-マッサージ_セルフ_09

①胸から恥骨までを軽く5回さすり下ろします。片手でやりにくい場合は、左右の手を交互に使っても結構です。

②両手4本の指先を使って5回、みぞおちから肋骨に沿うようにして脇腹に向かってさすります。

右脇腹に向かう手は右手を、左脇腹に向かう手は左手を使ってください。さする動きは、左右同時でも、交互でも結構です。

③右手または左手の4本の指先で、おへその周りを肋骨にそって5回、矢印の方向に円を描くようにさすります。

④上半身を軽くツイストするようにひねりながら、右手で左脇腹を、左手で右脇腹をそれぞれ5回さすります。

⑤気になる部分を軽く5~10回タッピングしてください。

 

以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。

関連記事

2-6.脚のリンパマッサージ

自分で行う脚のリンパマッサージは次のように行います。

リンパ-マッサージ_セルフ_11

①まず、手の平で脚を包むように掴み、ふくらはぎのラインに沿って下から上に5回さすり上げます。

リンパ-マッサージ_セルフ_12
②次に、右手で右の膝を、左手で左の膝を、上から覆うようにして矢印のように円を描くように5回さすります。
リンパ-マッサージ_セルフ_13

③最後に、膝の裏のくぼみに手の4本の指をあてて5回、軽く押すようにさすります。

 

以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。

関連記事
セルフで行うマッサージとプロのマッサージを使い分けてみましょう

リンパマッサージを自分で行うことにはメリットがありますが、プロの施術で行うリンパマッサージにもメリットがあります。

忙しくて自分で行う時間がない時や、より深く効果を実感したい時などには、美容サロンなどで受けるプロのリンパマッサージもおすすめです。

ご都合に合わせながら、例えば「EPARKリラク&エステ」のようなポータルサイトを使って自分に合うサロンを見つけて、セルフのリンパマッサージとプロのマッサージを使い分けてみるもの良いでしょう。

EPARKリラク&エステ(https://mitsuraku.jp/genre/lymph/

3.より効果的に行うために押えておきたい4つのこと

リンパマッサージセルフ_03

より効果的にリンパマッサージをセルフで行うために、心掛けていただきたいポイントが4つあります。

この4つを押えておくことでリンパマッサージの効果がさらに得やすくなりますので、ぜひ行ってみましょう。

3-1 .毎日行うこと

セルフリンパマッサージは、毎日継続して行うようにしましょう。

リンパ液の流れを促して老廃物を排出しやすい体を作るには、1回だけ又は断続的なマッサージでは難しく、毎日続けて行うことで流れを整えることができるからです。

マッサージは、短時間で良いので1日1回行い、これを毎日継続しましょう。

3-2.お風呂上りに行うこと

セルフリンパマッサージはお風呂上りに行いましょう。

リンパマッサージは血流やリンパ液の流れが良くリラックスしている時に行うのが適していて、お風呂上りがその条件を最も満たしているからです。

体が温まったことで、血液やリンパ液も流れやすくなっていて、気持ちも落ち着いているお風呂上りは、セルフで行うリンパマッサージの効果を得やすいタイミングと言えます。

3-3.コップ1杯の水を飲んでから行うこと

セルフで行うリンパマッサージの前に、コップ1杯の水を飲みましょう。

マッサージで老廃物を流しやすくするためには、事前に水分を補給してリンパ液が循環しやすい状態にしておくことが大事だからです。

また、入浴で温まった体は利尿作用が促進されることがあるので、水分が不足しがちになります。その点からも、マッサージの前には水分を補給しておくようにしましょう。

3-4.クリームなどで手指の摩擦を抑えること

セルフで行うリンパマッサージのときに摩擦が気になる人は、手指につけるクリームやオイルを準備しましょう。

マッサージを素手で行うと、顔や体の皮膚と手指の間に摩擦が生じやすくなって、力加減によっては肌のダメージにつながりかねないからです。また、必要以上の圧力がかかるとリンパ液の流れを邪魔することにもなってしまいます。

クリームやオイルを使うことで、指先をなめらかにすべらせやすくなります。また、クリームやオイルの香りにはリラクゼーション効果が期待できます。

実はこのリラッスした状態でリンパマッサージを行うと、マッサージの効果をより得られやすくなるというメリットがあるのです。

セルフでリンパマッサージを行う時に摩擦が気になる人は、クリームやオイルを使って、なめらかに手指がすべる程度の適度なさすり方でマッサージができるようにしましょう。

力加減に注意すれば素手でも効果は得られる
クリームやオイルを必ず使わなければマッサージの効果が得られないということではありません。素手で行っても適度の力加減でさするようにすれば、マッサージの効果は期待できます。

以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。

関連記事

4.セルフで行うリンパマッサージで注意すること

リンパマッサージセルフ_04

次の症状がある人は、自分でリンパマッサージをすることは避けましょう。マッサージによってリンパや血液の流れが促進されるので、症状悪化や健康上のトラブルを引き起こす恐れがあるためです。

また、マッサージ中に体調が悪くなったり、数日間マッサージを行っても改善が得られなかったりした場合は、すぐに医療機関で受診をしてください。

  • 高熱、感染症、皮膚炎などで体調が悪い

  • 心臓疾患

  • 低血圧

  • 妊娠中

  • 腎臓に問題がある

  • 臓器移植している

  • 化学療法等治療中の病気がある

5.まとめ

リンパマッサージは、皮膚を軽くさするだけでリンパ液の流れを促せる簡単なマッサージ方法です。

またリンパマッサージは、毎日続けていればさらに効果を得やすくなります。体調を意識しながら毎日自分で行うことでリンパの滞りにくい体に整えやすくなります。

つまり自分で行うリンパマッサージは効果的ということです。日々の生活の中にうまく取り入れていくことをおすすめします。

マッサージの前には、全身のリンパ液が集まる鎖骨リンパ節をマッサージしてリンパの流れを良くしておきましょう。

セルフのリンパマッサージを避けた方が良いケースもありますので、あてはまる場合は無理をせずに控えましょう。

この記事がリンパマッサージを自分で行いたいあなたの参考になれば幸いです。

 

リンパマッサージは自分でも行えるものの、熟練のプロの施術はやはり違います。力を抜いてリラックスしたところを、優しく、それでいてしっかりとリンパを流してもらうことは、至福のリラクゼーション体験になるでしょう。

ぜひ一度リンパマッサージにトライしてみませんか?マッサージ・リラクゼーションサロンの検索・予約サイト『EPARKリラク&エステ』なら、お近くのリンパマッサージサロンを探すことができます。さらに施術が割引になるキャンペーンや、新規のお客さま限定のお得なクーポンも利用できます。

気になった方は以下のボタンから『EPARKリラク&エステ』のページをご覧になってみてください。

 

東京近郊の方には以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。

関連記事

【初回ネット予約限定】最大2,000円割引!

【初回ネット予約限定】最大2,000円割引!