「リンパマッサージは太ももを細くするのに効果があるのかな……」
あなたは今こんな風に思っていませんか?その効き目があって、自分で家でもできたら嬉しいですよね。
この記事は太ももが太くなってしまう原因をさぐってから、その対策をご紹介します。
自分で行うリンパマッサージの方法、そのセルフマッサージの注意点もイラストや動画を交えてわかりやすく解説。ぜひ知っておきましょう。
太ももがスッキリすれば、ボトムスの着こなしも変わってきそうですね。これまで積極的に着なかった、ショートパンツやミニスカートも欲しくなりそう……。
気になっている太ももが細くなれば、今よりもコーデの幅が広がり、楽しいはずです!
1.太ももが太くなってしまう原因
太ももをボリュームアップさせてしまう原因は人それぞれです。ここでは、その4つの要因を挙げてみました。
これがすべてではありませんが、よくある要因なので、自分が該当しそうなものを考えてみましょう。
1-1.足がむくんでいる
余分な体液(血液やリンパ液など)が溜まり、指で押すとへこんだり、いつもより張っていたりするのが、むくんでいる状態。
重力の影響もあり、人の体のなかで足はむくみやすい部分です。夕方になると足がむくんで、靴がきつく感じることもありますよね。
足がむくんでしまうと、血液やリンパ液の流れが悪くなることで代謝が落ちてしまい、余分な水分や老廃物が溜まりやすくなってしまいます。それが原因で、腿が太くなっているのかもしれません。
1-2.脂肪が付き過ぎている
太ももに脂肪が付き過ぎてしまう大きな原因は、必要以上にエネルギーを摂ってしまうからです。
これを改善するには、バランスのよい食事をして、適度な運動やストレッチを行いましょう。
脂肪のつく原因のひとつが1-1で説明したむくみです。むくみ、すなわち皮膚のリンパ管の機能が低下すると皮下脂肪が蓄積し、「たるみ」の原因となるのです。
つまり脂肪の蓄積予防には、適度なリンパマッサージは効果的です。
1-3.筋肉が付き過ぎている
太ももの前面にある「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」は、大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の4つの筋肉の総称で、体中で最も大きな筋肉です。
また、太ももの後ろ側にある「ハムストリング」は大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つの筋肉の総称で、これも大きな筋肉です。
ダイエットのため、代謝を上げようと筋トレをするのは大切ですが、スクワットなどで筋肉を酷使すれば、太ももが肥大して必要以上に太く見えてしまいます。
1-4.姿勢が悪く骨盤がゆがんでいる
姿勢が悪いと股関節がねじれて太ももが前や横に突き出してしまいます。いわゆる「骨盤がゆがんだ」状態です。
そこに筋肉や脂肪がつけば、太く見えてしまいますね。さらに、骨盤のゆがみによって血流が悪くなり、代謝が落ちて、脂肪がつきやすくなってしまうこともあります。
2.簡単にできる太もものリンパマッサージ
まず太ももの筋肉が肥大化している場合は、運動量やトレーニング方法を見直す必要がありそうです。骨盤のゆがみが原因の場合は、接骨院・整骨院・カイロプラテック院・整体院などで相談するのがよいでしょう。
そして病的ではないむくみや、脂肪の付き過ぎが原因であれば、太もものセルフリンパマッサージがおすすめです。イラストと動画を交えてわかりやすく解説しますので、本章を読んで簡単に試してみませんか?
2-1.リンパマッサージを行う時の5つのポイント
体内の余分な水分や老廃物を排出させたり、体を細菌などから守ったりするリンパ(リンパ液)は、血液同様、全身を流れています。
リンパの流れが滞ると、細胞内に老廃物が溜まり、むくみや肌荒れなどの原因になります。それを防ぐために、リンパの流れに沿ってソフトタッチで行うマッサージが「リンパマッサージ」ですね。
自分でリンパマッサージを行う時に大切なポイントは
- リンパの流れを促すために入浴などで体をよく温めておく
- マッサージの前にたっぷり水分を取っておく
- マッサージ用のクリームやオイルを使って行う
- リンパ節に老廃物を流すイメージ
- リンパの流れる方向を意識して、力を入れすぎないこと
太もものセルフマッサージは、文字で見ても分かりにくいと思いますし、方法はひとつだけではありません。
以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。
関連記事2-2.【動画あり】自分で簡単にできるマッサージ方法
太もものリンパマッサージは、さまざまな施術方法が提案されています。その一例を、ここで紹介します。
1. 手にオイルやクリームをつける(マッサージ中、滑りが悪くなったら適宜つける)。
2. リンパの流れをよくするために、まず足先やかかとの上(付け根部分)をもみほぐす。
※すべてのマッサージ(もみほぐし・さする動作)は、リンパ節を意識して、そこに老廃物を流し込むようなイメージで行う。
3. ふくらはぎを、親指と人差し指の側面などを使って、ひざ裏のリンパ節に向かって下から上へさする。
4. 太ももの上面を、ひざの上から太ももの付け根に向かって、手のひらで引くようにマッサージする。
5. 太ももの付け根(鼠経)のリンパ節をもみほぐす。
6. 太ももの内側の肉を、ひざ側から太ももの付け根側まで、つまんで下ろすを繰り返す。
7. 太ももの内側を、付け根のリンパ節に向かって下から上へさする。
8. 太ももの外側の肉を、ひざ側から太ももの付け根側まで、つまんで下ろすを繰り返す。
※つまみにくかったら、しごくような感じでもOK。
9. 太ももの外側を、付け根のリンパ節に向かって下から上へさする。
10. 足全体を、ふくらはぎ下から太ももの付け根まで軽くたたくようにマッサージした後、ふくらはぎと太ももを、それぞれリンパ節に向かって下から上へさする。
さらに、こちらの動画は太もものリンパマッサージが非常にわかりやすく紹介されておりますので、ぜひご参考にしてみてください。
参照:YouTube「自宅でリンパマッサージ。太もも・足を細くする方法」
以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。
関連記事3.セルフマッサージの注意点
リンパマッサージには、いくつかの注意点があります。
食後30分以内や飲酒の後、とても疲れている時のマッサージは避けましょう。そのほか、以下のような状態の時も止めておきましょう。
- 発熱している時
- リンパ節が腫れている時
- 肌に炎症がある時
- 妊娠中や生理中
また、心臓や肝臓に問題がある人、低血圧や喘息の人も医師に相談してください。
4.まとめ
今回は、太ももがボリュームアップしてしまう原因を4つ見てみました。
- 足がむくんでいる
- 脂肪が付き過ぎている
- 筋肉が付き過ぎている
- 骨盤がゆがんでいる
病的ではなく足がむくんでいる場合や、脂肪が付き過ぎている場合は、太もものリンパマッサージを試してみるとよいでしょう。セルフマッサージを行う時に大切なポイントは以下の5つです。
- リンパの流れを促すために入浴などで体をよく温めておく
- マッサージの前にたっぷり水分を取っておく
- マッサージ用のクリームやオイルを使って行う
- リンパ節に老廃物を流すイメージ
- リンパの流れる方向を意識して、力を入れすぎないこと
でした。
またリンパマッサージは、いつ行ってもよいものではありません。
以下の状態であれば止めましょう。
- 食後30分以内
- 飲酒の後
- 疲れている時
- 発熱している時
- リンパ節が腫れている時
- 肌に炎症がある時
- 妊娠中や生理中
セルフマッサージに興味があるものの、自分で行うのが不安であれば、一度エステなどでプロの施術を受けてみるのもおすすめです。
効果的な太もものリンパマッサージで、すらっとした脚線美を手に入れ、ボトムスをかっこよく着こなしましょう!
リンパマッサージは自分でも行えるものの、熟練のプロの施術はやはり違います。力を抜いてリラックスしたところを、優しく、それでいてしっかりとリンパを流してもらうことは、至福のリラクゼーション体験になるでしょう。 ぜひ一度リンパマッサージにトライしてみませんか?マッサージ・リラクゼーションサロンの検索・予約サイト『EPARKリラク&エステ』なら、お近くのリンパマッサージサロンを探すことができます。さらに施術が割引になるキャンペーンや、新規のお客さま限定のお得なクーポンも利用できます。 気になった方は以下のボタンから『EPARKリラク&エステ』のページをご覧になってみてください。 |
東京近郊の方には以下の記事もおすすめです。興味があればぜひ読んでみてください。
関連記事