こんにちは!
ドクターストレッチ本厚木店の栫井です。
ランニング中の水分補給についてご紹介いたします。
水分補給はランニングが終わってからすればよいというものではありません。
ランニングは一般的に長時間に及ぶ運動であり発汗量も多くなることが予想されます。なので走る前と走った後のそれぞれに水分を補給しておくことが望ましいと言われています。
走る前と言っても直前にがぶ飲みをすると胃腸に負担がかかり思うように走れなくなってしまいます。
少なくとも30分前までに250~500mlの水を少量ずつ飲んでおくようにしましょう。
ランニング中にはペットボトルや水筒を携帯していつでも水分補給ができるようにしておくことが大切です。10~20分くらいの間隔で1時間に2~5回ほどに分けて飲むと良いと言われています。
またランニング後には喉の渇きや体力の低下を補うための水分補給が必要です。
ただしこのときにも一気に水を飲むと体に負担がかかってしまいますので一口ずつゆっくりと飲むようにしましょう。
ランニング中にどのくらいの量の水分補給を行えば良いかということですがこれは発汗量によるところが大きく一概には言えません。発汗量は気温や湿度、運動量、またその人の体格や体質によって異なります。そこで習慣的にランニングを行う場合には自分の発汗量を把握しておくことが大切です。
おおよその発汗量は1時間のランニングを行う前後の体重の差で計算することができます。途中で水などを飲んだ場合にはその量を加えます。
このようにして自分のだいたいの発汗量を知っておけばそれに応じた水分補給が可能になります。
水分補給の量は、発汗による水分減少量の70~80%を目安にすると言われています。
また体重の2%の水分が汗として失われるとパフォーマンスの低下が現れ始め脱水の症状が進んでいきます。
発汗量がわからない場合には目安として一時間に400~800mlの水分補給を行うとよいと言われています。ランニング中に水分補給が欠かせないと言っても一度にたくさんの水を飲み過ぎると「水中毒」と呼ばれる低ナトリウム血症に陥る危険性もあります。
気温や運動量体調などを考慮しながら上手に水分補給を行いましょう。
おすすめコース