ストレッチの経験があまりない方は割と筋肉痛になる事があります。
そんな筋肉痛ですが、体を温めたり冷やしたりするのが体に良いのは間違いないんですが、新しいメタ分析は、「筋肉痛を減らすのに最も役立つのはなに?」ってところを調べてくれておりました。
この研究で効果をチェックしたテクニックは、以下のようになります。
温冷交代浴
クライオセラピー(液体窒素を利用して-120℃~-196℃の超低温になったキャビン内に入る)
冷水に体をひたす
温水/冷水に体をひたす
コールドパック療法
ホットパック
アイスマッサージ
超音波療法
これらのテクニックを、運動後になにもしなかった場合と比べてみたら、結果はこんな感じになりました。
・運動から24時間後の筋肉痛を減らすには、ホットパック療法が最も効果的だった
・ホットパックに続いて温冷交代浴が続き、その次にクライオセラピーが続いた
・また、48時間後の筋肉痛の軽減についても、やっぱりホットパック療法が最も効果的で、次いでクライオセラピーが2位だった
・運動から48時間後以上の筋肉痛の軽減には、クライオセラピーが最も効果的だった
とのことで、全体的に見ればホットパックがベストって感じでした。クライオセラピーもいい線いってるものの、なんせ自分ではできないし値段も高いですからね。
ちなみに、ホットパック療法ってのは、運動が終わってから「マイ ヒーティング パッド 」みたいな商品を使って、数時間にわたって筋肉に熱を送り込む感じになります。これによって、血流の増加とカルシウム流入の促進がうながされて、筋肉痛を減らす可能性があるんだそう。
また、温冷交代浴の場合は、冷水と温水へ交互にひたることで、血管収縮と血管拡張の交互作用、血流の増強、炎症の軽減などが起き、回復を促進する可能性があるとのこと。
ぜひ参考にしてみてください!