こんにちは!
ドクターストレッチ本厚木店の初沢です!
実は、慢性的な肩こりや腰痛などのからだの不調の原因は、手が縮こまって、短くなっていることだそうです。
現代人の多くは、手が短くなっています。その短くなった手をすっきり伸ばさない限りからだの不調はなくならないと言われています。
なぜ手を回すだけで、手が伸びるのでしょうか?
その秘密は関節と筋肉の作りと性質にあります。
関節とは、骨と骨が接するジョイント。運動は、筋肉が関節を動かすことで行われています。
関節内で、骨と骨は直接接しているわけではありません。骨はとても硬い組織なので、
骨同士がじかに接すると衝撃が強いですし、関節がスムーズに動けないからです。
そこで骨の先端は、軟骨というクッション機能が付いた軟らかい組織で覆われています。
さらに骨と骨の間には適度なスペースが設けられており、ダイレクトに触れ合わないような作りになっているのです。
手を使う機会が多くて緊張すると、肩の関節内で骨と骨が近づきやすくなります。その結果、手が短くなるのです!
手を回して緊張をほぐすと、肩の関節内で骨と骨の間に適正なスペースが生まれます。
それが手が伸びる理由の一つです。
肩関節以外に、ひじや手首の関節でも、くっつきすぎた骨と骨の間が離れてくれるので、それだけ手は伸びやすくなります。
★手首から腕の内側までを伸ばすストレッチ★
手首から腕の内側を伸ばすストレッチは、以下の手順で行います!
1.右手の手の平を上向きにして、体の前で伸ばす
2.左手を使い、右手の指先を下方向へと押す(右手の手首を手の甲側へと曲げる)
3.10秒程度キープする
4.左手も行う
横から見た際、曲げた手首と腕の角度は90度を目安とし、腕の内側が伸びていると感じる場所でキープしましょう。無理に反り返すと、手首の腱を痛める恐れがあります。
肩コリや手の冷えに効果が期待できる腕のストレッチは、姿勢を悪く見せる内巻き肩までアプローチできます。最初は痛みを感じる場合もあるので、無理のない範囲でじわじわ伸ばしていきましょう。