好転反応=4段階で体が回復しているサイン!症状が続いたらどうする?

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「イテテテテテテテ、昨日腰のもみほぐしを受けたはずなのに、腰が痛いぞ」

施術を受けたはずなのに、その翌日、施術を受けた箇所が悪化したり、急な熱を発症したことはありませんか。もしかしてそれ、好転反応かもしれません。

好転反応とは体の悪いところが回復する過程で、もともと悪かった箇所がさらに悪化したり、体の具合がいきなり悪くなることをいいます。

好転反応は東洋医学の用語としてよく知られ、その種類には4つの種類と症状があるといわれています。

そこで今回は好転反応の4つの種類と症状、好転反応が起こった時の対策を取り上げました。

さらに後半では好転反応にまつわる注意点も記述しているので最後までご覧下さい。

この記事を読むことで、今出ているその症状を少しでも和らげる方法を知る事ができます。ぜひ参考にしてみてください。

1.好転反応とは

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好転反応とは鍼(はり)治療や整体などの自然治療を受けた翌日に、健康を取り戻す過程で、体にだるいなどの疲れや痛み、発熱などの症状が現れることをいいます。

治療をすることで、今まで滞っていたリンパや酸素の流れが良くなり、一気に毒素や老廃物が身体中を駆け巡ることで、好転反応の症状が起きるようになります。

つまり、好転反応の症状がおきるのは回復の証だといわれています。

例えば、腰のヘルニア治療のためにマッサージをし、治療を受けた翌日に熱を発症したり、骨盤の急激な痛みなどを感じるようになります。

このような症状は回復の前の予兆、好転反応と言われ、2〜3日ほど経てばすっかり良くなるといわれています。

好転反応は健康を取り戻す過程での反応のことをいいます。そんな好転反応には大きく4つの種類と症状があります。

※ただし、厚生労働省は好転反応には科学的根拠がないと明示しています。そのため、2〜3日経っても症状が治らなかったり、症状がさらに悪化したりする場合にはすぐに医療機関に行くようにしましょう。

「好転反応」に科学的根拠はありませんので、商品説明の表現として好転反応をうたうものには十分注意し、万が一、健康食品を摂取して体調が悪くなった場合には、すぐに使用を中止しましょう

使用中止や医療機関受診などの「適切な対応」が遅れれば、健康被害が拡大してしまうことも考えられます。「払ったお金がもったいない」などといって食べ続けた結果、病状がさらに悪化してしまったのでは、元も子もありません。

出典:厚生労働省健康食品の正しい利用法好転反応の4つの種類と症状と対策

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2.好転反応の4つの種類と症状と対策

好転反応_02

ここからは好転反応の4つの種類とその症状、対策を解説していきます。

2-1.弛緩反応

<特徴>
マッサージや整体を受けた時に筋肉がほぐれることで、縮まっていた筋肉に今まで溜まっていた毒素や老廃物などが、巡回することを弛緩反応といいます。

毒素や老廃物が流れ込み、巡回している時に今まで機能していなかった器官などが毒素や老廃物に対応できず、急激な倦怠感、熱を発症するようになります。

<症状>
急激な倦怠感、疲れ、発熱

<対策>
急激な倦怠感や疲れが出た時は体を横にして休むようにしましょう。寝る前に、コップ一杯分の水分を取ると排毒の効果が高まるため、オススメです。
※弛緩反応かなと思う時はカフェインやアルコールを摂取するのは避けるようにしましょう。発熱が続くのであれば、すぐに病院に行くようにしましょう。

2-2.過敏反応

<特徴>
過敏反応は治療した箇所が治療したのにもかかわらず、痛みやかゆみ、炎症などを起こすといわれています。

過敏反応が起こる原因は治療した箇所に血液が流れ込んで、体中の壊れた組織を作り変えようとしているためです。

<症状>
体全体の痛み、かゆみ、汗をかく。治療した箇所の炎症、かゆみ、痛みなど

<対策>
急激な痛みや炎症が出た時は体を横にして休むようにしましょう。それでも痛みや炎症などが消えない時は病院へ足を運ぶようにしましょう。

2-3.排泄反応

<特徴>
排泄反応は体に溜まった毒素や老廃物を体外に排出しようという動きのことです。汗、尿、便、皮膚に反応が現れるといわれています。

<症状>
吹き出物、発疹、ニキビ、尿の色が濃くなる、下痢が起きるなど

<対策>
排泄反応かなと思った時はできるだけ多く水分を取るようにしましょう。水分を大量に取ることで体外に老廃物や毒素を運び出す運動を促してくれます。

また下痢などによって、水分が体外に運ばれるため、脱水症状を引き起こす可能性もあることに留意しましょう。具合が悪いのが続くようであれば、すぐに病院へ行きましょう。

2-4.回復反応

<特徴>
回復反応は今まで、血行の悪かった所が改善され、うっ血していた(血液が止まっていた)汚れた血液が一時的に周り初める時にあらわれることで起こる症状といわれています。

<症状>
発熱、吐き気、腹痛、だるさ、女性の場合は悪血(おけつ)

<対策>
回復反応かなと思った時は体を横に休めて安静の状態にしましょう。2〜3日経てば良くなると言われている回復反応ですが、万が一2〜3日経ってもよくならない場合はすぐに病院に行くようにしてください。

2-5.好転反応4つの種類と症状、対策のまとめ

症状

・弛緩反応<症状>急激な倦怠感、疲れ、発熱

・過敏反応<症状>体全体の痛み、かゆみ、汗をかく。治療した箇所の炎症、かゆみ、痛みなど

・排泄反応<症状>吹き出物、発疹、ニキビ、尿の色が濃くなる、下痢が起きるなど

・回復反応<症状>発熱、吐き気、腹痛、だるさ、女性の場合は悪血(おけつ)

対策

・弛緩反応<対策>体を横にして休め、寝る前に、コップ一杯分の水分を取る。

・過敏反応<対策>体を横にして休む。

・排泄反応<対策>できるだけ多く水分を取る。

・回復反応<対策>体を横に休めて安静の状態にする。

 

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3.症状が重い場合や長引く場合はすぐに医療機関へ行く

好転反応_03

前述したように好転反応には医学的、科学的根拠はありません。そのため、もしも好転反応かなと思っていた症状が2〜3日長引いても回復しないようであれば、すぐに医療機関に行くようにしましょう。

「好転反応かも」と思って回復するだろうと期待し、2〜3日以上症状を放置しておくことは危険です。

好転反応はあくまで根拠のないものなので、症状が重い場合、2〜3日経過しても一向に症状が良くならない場合にはすぐに医療機関に行くようにしましょう。

4.まとめ 

いかがだったでしょうか。好転反応とは自然治療を受けた後に、健康を取り戻す過程で発熱などの症状が現れることでした。症状には以下の4種類があります。

・弛緩反応
<症状>急激な倦怠感、疲れ、発熱
<対策>体を横にして休む。寝る前に、コップ一杯分の水分を取る。

・過敏反応
<症状>体全体の痛み、かゆみ、汗をかく。治療した箇所の炎症、かゆみ、痛みなど
<対策>体を横にして休むようにする。

・排泄反応
<症状>吹き出物、発疹、ニキビ、尿の色が濃くなる、下痢が起きるなど
<対策>できるだけ多く水分を取る。

・回復反応
<症状>発熱、吐き気、腹痛、だるさ、女性の場合は悪血(おけつ)
<対策>体を横に休めて安静の状態にする。

ただ繰り返しますが好転反応には科学的根拠はありません。症状が重かったり、2〜3日経っても回復しないようであれば、すぐに医療機関に行くようにしましょう。

 

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