「セルフマッサージで小顔になりたい!」
「効果的なマッサージの方法ってあるのかな?」
あなたは今、そう思っていませんか?
そんなあなたにこの記事はオススメ。小顔になるマッサージのやり方を徹底解説しているからです!
今回は、基本になる「リンパマッサージ」のやり方から、小顔効果が高いと人気の「骨気」、たるみ解消で話題の「顔体操」、会社でも学校でも手軽にできる「つぼ押し」まで、ポイントを押さえてしっかりお伝え致します。
しかも、マッサージはどれも1回たったの3〜5分というお手軽さ。さらにこの記事で紹介する効果的な方法を行うことで、シワやシミ、乾燥、たるみの予防や、冷えや肩こりなどの改善効果も期待できます。
「顎をスッキリさせたい」「エラのハリをなくしたい」「目の下のたるみやクマを消したい」などのポイント別のお悩みに対応したマッサージもご紹介しますので、組み合わせてやってみてください。
セルフマッサージを毎日の習慣にして、モデル級の小顔を手に入れましょう!
1.リンパマッサージ編
小顔になりたいなら、リンパマッサージが一番オススメです。リンパは老廃物を流す下水道のようなもの。リンパの流れをマッサージで促進することによって、老廃物が排泄されてむくみが取れ、血行も良くなります。
それにより小顔のほか、肌が活性化されてハリやツヤ効果も期待できます。
リンパは目の疲れや肩こり、食事の内容、運動不足等によって流れが滞ります。1回3分、1日1〜3回までの優しいマッサージで、リンパの流れを助けてあげましょう。
それでは、誰でも簡単にできる顔のリンパマッサージについてご説明していきます。
1-1.基本のリンパマッサージ
基本の小顔マッサージです。むくみが消えて顔が小さく、ラインはスッキリ、目鼻立ちもクッキリしてくる効果があります。
【準備】
・手は清潔にして、両手をこするなどして温めておきましょう。
・朝の洗顔後や夜のお風呂から出た後、化粧水をつけ、マッサージオイルかクリームをつけましょう。
【ウォーミングアップ】
効果をより高めるためのウォーミングアップです。リンパの最終出口である鎖骨まわりや顔周辺を温めることで、リンパの流れが一段と良くなります。
右手で、左の鎖骨の上下を、肩先から中央に向って各10回さする。同様に反対側も行う
【やり方】
力を入れず、指で皮膚を軽くさする程度の力で行うのがリンパマッサージのポイントです。
また、こめかみや、耳の前や耳の下、鎖骨まわりにリンパが集まっているので、その部分をよくマッサージすると効果的です。
⑴両手を顎の先端に置き、左右の耳の前まで10回さすりあげる
⑵両手を口の脇に置き、左右の耳の前まで10回さすりあげる
⑶人差し指と中指を小鼻の脇に置き、ほお骨の下を通って左右の耳の前まで10回さする
⑷人差し指と中指を目頭の下に置き、目の下を通ってこめかみまで優しく5回さすりあげる
⑸人差し指と中指を目頭の上に置き、まぶたを通ってこめかみまで優しく5回さする
⑹両手をおでこの中央に置き、こめかみまで10回さする
⑺両手をこめかみに置き、耳の前から耳の下を通って、鎖骨まで10回さする
以上、基本のリンパマッサージでした。
早い人は翌日、遅くても1週間〜10日くらいで効果を感じる人が多いようです。
ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。
1-2.お悩み別リンパマッサージ
気になる部分にアプローチするマッサージです。
基本のマッサージにプラスして行ってみてください。
(1)あご〜エラ
顎をシャープにして、エラのハリをほぐす効果があるマッサージです。
1.顎の先端の下に両手の親指の腹を置き、10回押す
2.親指で顎の下のくぼみを押したまま、耳の下まで10回さする。
3.耳たぶの手前でほお骨の下あたりの、口を開けた時にガクガク動く部分にこぶしを当てて、10回外まわしをする。
4.右手で、左の耳の下から鎖骨まで10回さする。同様に反対側も行う
(2)ほお
ほおのたるみを引き上げる効果があるマッサージです。
1.両手を顎の先端に置き、手のひら全体で目尻まで10回さすりあげる
2.人差し指と中指を左右の小鼻の脇に置き、ほお骨の下を通って耳の前まで優しく押す
3.両手で頬の下から上に向って、優しく叩く。同様に反対側も行う
4.人差し指と中指と薬指の3本で、耳の前のへこみを優しく10回ぐるぐる揉む
5.その位置から鎖骨まで10回さする
(3)目
目の腫れやたるみを取り、スッキリさせる効果があるマッサージです。
1.両手の指を左右の目の下全体に置き、指の腹で優しく10回押す
2.人差し指と中指を左右の黒目の下に置き、指の腹で優しく10回押す
3.人差し指と中指を左右の目頭に置き、目の上下を通ってこめかみまで各5回さする
4.人差し指と中指と薬指の3本を目頭に置き、指の腹で眉毛の下を目尻まで優しく押す
5.両手の指を眉毛の目頭寄りに置き、指の腹で目尻まで優しく押す
(4)ほうれい線
ほうれい線を薄くする効果があるマッサージです。
1.両手の人差し指と中指をほうれい線に置き、下から上まで優しく押す
2.「ヤッホー」と言う時のように両手を口の横に置き、親指は顎の下にかける。そのままこめかみまで10回さすりあげる
3.人差し指と中指で小鼻の脇を10回優しく押す
(5)むくみ
むくみを取る効果があるマッサージです。
1.手をグーにして、第2関節で耳の下から鎖骨に向けて10回さする
2.両手を顎の先に置き、左右の耳の下まで10回さすりあげる
3.両手をグーに握って第2関節を左右のほお骨の下に当て、こめかみまで押す
4.両手をおでこ中央に置き、円を描きながらこめかみまでさする
以上、お悩み別リンパマッサージの方法でした。
2.骨気編
リンパマッサージで効果が感じられない人には骨気もオススメです。骨気は30年ほど前に韓国で生まれた美容法で、骨に圧をかけてリンパの流れを促進し、骨と骨の間や深層の筋肉にある老廃物を押し流す方法です。
小顔効果が高く、即効性が期待でき、近年人気が集まっています。
骨気は、必ず痛気持ちいいくらいで行ってください。力の入れ過ぎは禁物です。シワやシミのもとになるだけでなく、健康に悪影響が出ることもあります。
【準備】
・手は清潔にして、両手をこするなどして温めておきましょう。
・朝の洗顔後や夜のお風呂から出た後、化粧水をつけ、マッサージオイルかクリームをつけましょう。
【やり方】
皮膚にシワが寄らないように、手や指の骨で顔の骨を押すような感じで行うのが骨気のポイントです。
力が上手く入らない時は、イスに座り、机の上に肘を置いて施術するのもオススメです。
力が入り過ぎないように注意してください。
⑴人差し指と中指の第2関節で顎を挟み、耳の下まで骨に圧をかけながら上げていく
これを10回繰り返す
⑵手のひらの下のふくらみの部分を顎先に当て、内側に10回押す
徐々に上にずらしながら、耳の下まで行う
⑶手のひらの下のふくらみをほお骨に当て、骨を押し込むイメージで10回圧をかける
耳の前から鼻の横まで、徐々にずらしながら行う
⑷手のひらの下のふくらみをほお骨の下の、口を開けた時にガクガクする部分に当て、左右に小刻みに20回揺らしてコリをほぐす
⑸両手を組み、上になった親指の第2関節を小鼻の脇に当てる
そのまま押しながらグリグリ数回動かした後、骨を押し込むイメージで10回圧をかける
⑹そのまま鼻の横の骨を押しながら目頭まで10回滑らせる
⑺両手を組み、上になった親指の第2関節で、目のくぼみの下の骨を内側に押しながら、目頭から目尻までゆっくり10回滑らせる
眉毛の下も目頭から目尻までゆっくり10回滑らせる
以上、小顔に高い効果が期待できるセルフ骨気のやり方でした。
3.顔体操編
顔の体操で表情筋を鍛えると、たるみが消えて小顔効果が期待できます。1体操10秒ほどでよく、行なった後は力を抜いてしっかり顔の筋肉を休ませましょう。
やり過ぎるとシワのもとになる場合もあります。
1日1分、1週間〜1カ月ほどで効果が感じられることが多いようです。
【準備】
・朝の洗顔後、化粧水をつけ、オイルやクリーム等の保湿をしましょう。
※顔体操は夜より朝がオススメです。夜行うと、自律神経が興奮して眠れなくなることがあるので注意してください。
【やり方】
大げさなくらいに顔を動かすのがポイントです。ふだん使っていない部分の筋肉をほぐしていきましょう。
⑴口を大きく開けて、「あ・い・う・え・お」と1文字づつしっかり10回発音する
⑵口を閉じて、舌先で上下の歯茎の端から端まで触るように、大きく回す
右回り左回り共20回ずつ行う
⑶口を「お」にして鼻の下を伸ばし、目線は上に向けて10秒キープ
そのまま眼球だけ左右に動かしたり、グルグル回したりしてもOK
⑷口を「い」の形にして、首の筋を引き上げる
5秒キープして休み、また5秒キープして休む
以上、表情筋に効く顔体操でした。
表情筋が引き締まると、目鼻立ちも大きく見える効果が期待できます。
コツコツがんばりましょう。
4.つぼ押し編
授業中や仕事中でもできるつぼ押しもオススメです。
東洋医学では「気」の流れる道を「経絡」といい、経絡が集まって気が滞りがちなポイントを「経穴」と言います。この経穴がいわゆるツボです。
ここを刺激して気の滞りを解消すると、気の循環が良くなり、体のさまざまな不調が改善されると考えられています。
実際にツボは自律神経と関わりがあるので、つぼ押しで血行促進やホルモンバランスの調整、顔のむくみやたるみの改善も期待できます。
【準備】
・手が清潔な状態で行いましょう。顔にクリームやオイルを塗った後だとなお良いです。
【やり方】
垂直に力が加わるように指の腹をツボに当ててください。
息を吐きながら、1回5秒くらい、気持ちいいと思えるくらいの強さでゆっくり押しましょう。
赤くならないくらいがちょうどいい強さです。
それを5〜10回繰り返してください。それを1セットとし、1日3セットまでにしてください。
それでは小顔に効果が期待できるツボを4つセレクトしてご紹介します。
⑴四白(しはく)
瞳孔の真下、目の下の骨の際から指1本分下にある、わずかなへこみ。
顔全体の神経の出入り口なので、小顔効果が期待できるツボです。
たるみ、むくみ、眼精疲労にオススメです。
⑵巨りょう(こりょう)
瞳孔の下、小鼻の横の位置。
たるみ、くすみ、ほうれい線に効果が期待できます。
胃腸の調子も整えます。
⑶頬車(きょうしゃ)
エラの1㎝上、耳たぶの下の手前にあるへこみ。
顔のゆがみやこり、エラのハリ、むくみに効果があります。
胃腸の働きも助けます。
⑷上廉泉(かみれんせん)
顎の真下のへこみ。
二重あご、エラのハリ、むくみ、首のシワに効果が期待できます。
以上、小顔にオススメのツボ4選でした。顔にはたくさんのツボがあります。「なんか重いな」と感じるところがあればツボの可能性が大です。押してスッキリさせましょう。
5.より効果を出すために!小顔マッサージのポイントと注意点
マッサージで効果を出すためには、いくつかの注意点があります。
やり方を間違うと逆効果になることもあるので、以下のことを守ってください。
①マッサージオイルやクリームをつけて行う
マッサージを行う時は、必ずマッサージオイルやクリームを使いましょう。
滑りが良くなることでマッサージの摩擦の負担を軽減してくれるからです。
しかもマッサージをすると血行が良くなるので、オイルやクリームの有効成分の吸収率も高まり、より効果的です。
②長い時間やらない
顔のマッサージは1回3分、1日1〜3回で充分です。
マッサージの種類を組み合わせて行う場合も、1日3種類までにしておきましょう。
なぜなら長い時間行うと、マッサージの摩擦が肌の負担になり、たるみ、シワ、シミの原因になることがあるからです。
顔の皮膚の厚みは0.02ミリしかなく、とてもデリケートなものです。
やり過ぎはトラブルを招いたり、老化を早めたりする場合もあるので注意しましょう。
③力を入れ過ぎない、痛気持ちいい範囲で行う
マッサージは力を入れずに行ってください。
骨気も痛気持ちいい範囲で行ってください。
痛みを感じると体が防御態勢に入ってしまい、さらに筋肉が凝ってしまうこともあります。
気持ち良さを感じると副交感神経の働きで血行が促進されるので、ほどよい加減で行うのがオススメです。
④食後すぐや飲酒後は控える
食後2時間以内や飲酒後は、マッサージを行わないようにしましょう。
マッサージをすると血行が良くなるので、胃腸にまわるべき血液が分散してしまい、消化に良くない場合があります。
また、飲酒後にマッサージをすると、アルコールに含まれる体に良くない成分も全身にまわりやすくなります。
マッサージは朝の洗顔後、夜はお風呂の中やお風呂上がりがオススメです。
⑤熱がある時、体調が悪い時は控える
熱がある時や体調が悪い時はマッサージを控えてください。
血行が良くなることで、症状が重くなることがあります。
これは、好転反応として症状が重くなる場合もありますし、ウイルス等とリンパの免疫細胞が戦っているところをマッサージで邪魔してしまうことで悪化する場合もあります。
マッサージは体調が良い時に行ないましょう。
6.まとめ
以上、小顔に効果的なマッサージや体操等をまとめてご紹介しました。
ポイントは以下のとおりです。
・「リンパマッサージ」でむくみを取るのが小顔の王道
・ 高い効果を求めるなら、骨や深層の筋肉に働きかける「骨気」もオススメ
・「顔体操」は表情筋を鍛えて、たるみを解消。目鼻立ちをハッキリさせる効果もある
・「ツボ」は気整えて、むくみやたるみを改善
・ 気持ちいい範囲で行うと、副交感神経の働きで血行が良くなる
正しいセルフマッサージを行えば、モデル級のフェイスラインを手に入れるのも夢ではありません。
毎日少しずつ、がんばってくださいね!
もし自分でやるのが「難しい」「どうやったら良いかわからない」という方はプロの施術を受けて、要点やコツなどを伺ってみるのも賢い手段です。
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