「友人に首のリンパマッサージをすすめられたけど、どういう効果があるのだろう」
「首のリンパマッサージのやり方ってどうすればいいのかな」
この記事を読んでいるあなたは、そんな疑問をお持ちではありませんか。
パソコンやスマホを長時間見ていると、首の筋肉が固まって、気付いた時はひどい首こりと肩こり。顔のむくみにも悩まされますよね。
首のリンパマッサージをすれば、辛い首こりや肩こり、顔のむくみも改善してすっきりするでしょう。
この記事では、首のリンパを流すとよい理由と首のリンパマッサージの効果的な方法を解説。行う時の注意点についてもお話しします。
お近くのリンパマッサージサロンを検索できるボタンも用意しました。
最後まで読んで、首のリンパマッサージについて理解し、効果的なマッサージを行ってください。
1.首のリンパを流すことはとても大切
首のリンパを流すことはとても大切です。
なぜなら、全身には約800個のリンパ節があるのですが、そのうち首とその周辺部に約300個が集中しているからです。
リンパ節は、リンパ管の合流地点です。リンパが運ぶ体内の老廃物や余分な水分を体外に排出させたり、細菌を退治する役割を担っています。
リンパ節が詰まってリンパの流れが悪くなると、体内の老廃物や余分な水分を十分回収できなくなるため、顔のむくみやくすみ、首こりや肩こりが起こります。また、風邪などに対する免疫力も低下します。
首のリンパを流すことは、美容やこりの防止のためにも、免疫力の維持のためにも、大変重要なのです。
[首のリンパマッサージの期待できる効果]
首のリンパマッサージをすると、以下のような効果が期待できます。
- 顔のむくみが取れ、小顔になる
- 二重あごがなくなる
- 顔のくすみが取れ、透明感がアップする
- 肩こり・首こりが解消される
- 代謝がよくなり、体重が減少する
- すっきりする
- 自律神経が整う
- 病気に対する免疫力が増す
では、このような効果を出すためにはどのようにマッサージをすればよいのか、次章でご紹介します。
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関連記事2.首のリンパマッサージの方法
首のリンパマッサージは以下の5つのステップで順番に行います。
まずリンパの終着点である鎖骨リンパ節をほぐして詰まりをなくし、あとは首の上から順に流していくことで、効果を最大限に出すことができます。
力を入れず、そっとなでる程度で十分です。マッサージオイルやクリームを手に薄くつけてマッサージを行うと、すべりがよく、リンパを流しやすくなります。
1〜2分で簡単にできますので、是非やってみてください。
2-1.①鎖骨のリンパ節をほぐす
鎖骨の上のくぼみに4本の指を引っ掛けるようにあて、小さく左右に20往復ぐらいなでます。
鎖骨リンパ節は、すべてのリンパが最終的に集まる場所なので、ここの流れをあらかじめよくしておくためです。
2-2.②あごの下から耳の下までリンパを流す
右手であごの下から左耳の下までフェイスラインに沿ってなでます。5回ぐらい繰り返します。
次に、左手で右耳の下までなでます。こちらも5回ぐらい繰り返します。
2-3.③耳の前後から鎖骨までリンパを流す
人差し指と中指の間に耳を挟むようにします。耳の前の、口を大きく開けた時にへこむ部分に中指をあてて少し押し、耳の下を通り鎖骨の上までそっと撫で下ろします。
左右同時でよいので、5回ぐらい行ってください。
2-4.④耳の下から肩へ首筋を撫で下ろしてリンパを流す
首を横に向けると飛び出す筋肉(首筋)の上を、耳の下から肩まで撫で下ろします。
5回ぐらい繰り返します。次に左手で右の首筋を肩まで同様に5回ぐらい撫で下ろします。
2-5.⑤首の付け根を後ろから前へ撫で下ろしてリンパを流す
右手で左の首の付け根に手を引っ掛け、そっと押さえ、力を抜いて鎖骨の中央のあたりまでなでます。
5回ぐらい繰り返します。同様に左手で右の首の付け根から鎖骨まで5回ぐらいなでます。
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関連記事3.自分で首のリンパマッサージをする時の注意点
3-1.力を入れない
リンパマッサージは、優しくなでるように行いましょう。
リンパは皮膚の表面に近いところを流れているので、力を入れる必要はないのです。
リンパ管は薄くてデリケートなので、強く押さえるとかえってリンパの流れを止めてしまいます。
そっとさするくらいがちょうどよいのです。
3-2.方向を守る
リンパマッサージをする時は、決められた方向を守りましょう。
リンパを流すことが目的だからです。
逆方向にマッサージすると、リンパがうまく流れず、老廃物や余分な水分を溜め込むことになります。
リンパ節をほぐす時以外は、リンパの流れに沿って一方方向にマッサージしましょう。
3-3.体調が悪い時はしない
体調が悪い時は、リンパマッサージをしてはいけません。特に以下の症状のある人は、主治医に相談してからするようにしましょう。
- 心臓疾患
- 腎臓疾患
- 血栓症
- 蕁麻疹などの皮膚疾患
- 悪性腫瘍
- 発熱中
- 喘息発作時
- 妊娠中
なぜなら、リンパマッサージによって症状を悪化させるおそれがあるからです。
自分で判断せず、必ず医師に許可をとってから始めてください。
元気な人も飲酒後や食事直後は避け、マッサージの途中で気分が悪くなった場合はすぐにやめましょう。
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関連記事4.サロンの利用もおすすめ
プロに施術してもらうことをおすすめする理由
肩こりや首こりがなかなか改善しない人は、サロンでのリンパマッサージを受けてみましょう。
専門家の施術を受けることで、症状が改善すると同時に、マッサージのポイントや力加減がつかめるからです。自分で行う時の参考にもなります。
自分で首のリンパマッサージをする時に疑問点や不安な点がある人は、サロンのセラピストに尋ねることもできるでしょう。
定期的にサロンでリンパの詰まりをすっきり流してもらい、あとは自分で老廃物が溜まらないようセルフケアすれば、むくみやこりのない、健康的な日々を過ごせます。
サロンの選び方
目的に合わせて、サロンやコースを選びましょう。首こり・肩こりの改善のためであれば、リラクゼーションサロンでのリンパマッサージコースがよさそうです。
一方、顔のむくみやくすみを取ったり、小顔になるためであれば、エステサロンのフェイシャルのリンパマッサージコースで首やデコルテまで含まれているものがよいでしょう。
よさそうなコースを見つけたら、首のリンパマッサージも含まれているか、サロンに問い合わせてください。
お近くのリラクゼーションサロンやエステサロンが知りたい時には、地域別に検索できるEPARKリラク&エステが便利です。
それぞれのサロンの特徴をよく読んで、ご自分に合うサロンを見つけましょう。記事の最後にリンクをご用意しましたので、ぜひご利用ください。
5.まとめ
首のリンパを流すとよい理由をお話しし、効果的な首のリンパマッサージの方法をご紹介しました。
是非ご紹介したリンパマッサージを実践して、首こり・肩こりなどの悩みを改善してください。
首のリンパマッサージを行う際には、以下の3つの点に気をつけましょう。
- 力を入れない
- 方向を守る
- 体調が悪い時はしない
この記事を読んでくださった方々が、効果的なリンパマッサージを行って、こりやむくみのない爽やかな日々を過ごされることを願っています。
リンパマッサージは自分でも行えるものの、熟練のプロの施術はやはり違います。力を抜いてリラックスしたところを、優しく、それでいてしっかりとリンパを流してもらうことは、至福のリラクゼーション体験になるでしょう。 ぜひ一度リンパマッサージにトライしてみませんか?マッサージ・リラクゼーションサロンの検索・予約サイト『EPARKリラク&エステ』なら、お近くのリンパマッサージサロンを探すことができます。さらに施術が割引になるキャンペーンや、新規のお客さま限定のお得なクーポンも利用できます。 気になった方は以下のボタンから『EPARKリラク&エステ』のページをご覧になってみてください。 |
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