「むくみが酷くて顔が大きく見える…。芸能人のような小顔になりたい!」
「もうすぐ夏なので、お腹に乗ったぜい肉をどうにかしなければ…。」
顔が大きく見えてしまう原因のむくみや、夏になると気になるウエスト周りの贅肉。多くの女性が解消したいと思っているこのような悩みは、自宅でセルフケアを行えば解消できます。
今回は、むくみを解消するのにぴったりのかっさの使い方を紹介します。また、かっさを一度使ってみたものの、使い方がよく分からなかったという方のためにも、基本的な使い方や使用上の注意点、マッサージ方法をお伝えします。
かっさマッサージとは何かを知り、顔や体のむくみを取りスッキリした体を手に入れましょう!
※マッサージについて
本稿で言うマッサージは、資格などを持っていない施術者の行っているリラクゼーション行為も含んでおり、広義のマッサージとして表現しています。
1.かっさの基本的な使い方
まず初めに、かっさを持っているけれど使い方がいまいち分からないという方のために、基本的な使用方法について解説します。
かっさのどの部分を体のどこに使えばいいのかや、適切な力加減、肌に負担をかけないマッサージ方法と流す方向を知り、正しく効果的なマッサージ方法を知ってください。
1-1.ベーシックな羽型かっさの形と使用する部位
ゆるやかなカーブや突起部分があるかっさプレートを使えば、頭から足まで全身をくまなくマッサージすることができます。一番ベーシックな羽型のかっさの使い方は以下の通りです。
A:おでこやお腹などの広い場所
突起がなく緩やかな谷になっているので、広い面を流すときに使います。広範囲を流せるため最後の仕上げなどで使う機会が増えます。
B:目の周りや頭皮などの細かい場所
2つもしくは3つのギザギザがあるので、目の周りの骨や輪郭に沿って流すときに使います。
※ギザギザ部分が多いと突起が鋭くなり、ツボ押しに向いています。
C:頬や太ももなどの広くて柔らかい場所
緩やかな山になっていて、柔らかくて広い面を流すときに使います。同じ力でもAより強めのアプローチができます。
D:全身のツボ
突起しているのでツボ押しに使用します。
1-2.かっさの種類とマッサージに向いている部位
かっさは大きく分けて5種類の形があります。特徴とマッサージに向いている部位は以下の通りです。
かっさの形 | 特徴 | 使い方 |
羽型 魚型
| 全身に使える | ・ギザギザの部分は顔や頭皮 ・カーブの部分はお腹や腕、脚 ・先端の突起部分は全身のツボ |
くし型 | 主に頭皮に使う | ・くしの部分は頭皮に ・突起の部分は顔や頭皮 ・カーブの部分はお腹や腕、脚 |
長方形型 | 全身に使える | ・突起の部分は顔などの細かい箇所 ・カーブの部分はお腹や腕、脚 |
ツボ押し棒型 | 主に顔や手、足裏ツボ押しに使う | ・大、小の突起で全身のツボを刺激 |
「羽型・魚型」は全身のどの部位にも使用できるため、初めてかっさプレートを購入する方に適しています。使い慣れた頃に、ピンポイントで刺激を与えられる「くし型」や、広い面積のマッサージに適した「長方形型」などをプラスするのもおすすめです。
1-3.力加減は「優しく」、力の入れすぎはたるみの原因になるためNG
かっさマッサージは、どの部位もさっと撫でるような優しい力加減で行ってください。なぜなら、部位を軽く撫でるくらいの力加減でも、体に不要な水分や老廃物の流れを促進できるからです。
刺激が強すぎると、肌が摩擦を起こして色素沈着を招いてしまったり、顔が腫れてしまうリスクもあります。強くマッサージしても更に効果が出るわけではありません。
なお、力を入れすぎると肌が擦れたり引っ張られてしまい、たるみなどのトラブルの原因になります。特に、顔や二の腕、内ももなどの皮膚が薄い場所は、力を入れすぎないように優しい力で行いましょう。
1-4.肌の摩擦が起きないようにクリームやオイルをつけて使用する
頭皮以外のかっさマッサージを行うときは、肌に必ずクリームやオイルを塗ってください。動物の角や天然石を原料としているかっさはどれも固いので、何もつけずにマッサージをすると、肌への負担が大きくなり痛みや内出血が出てしまう恐れがあります。クリームやオイルを使うと、肌への負担が軽減されかっさが滑りやすくなります。なお、お風呂でかっさマッサージをすると、肌の摩擦が起こりにくいのでおすすめです。
肌の摩擦を防ぐクリームとオイルは、潤いをキープするものを選びましょう。潤いをキープできるものを使用することで、摩擦による乾燥を防ぐことができるからです。かっさの滑りを良くするのはクリームで十分ですが、肌の乾燥が気になる方はオイルの使用をおすすめします。
こちらの記事では、クリームを選ぶときに押さえておきたいポイントとおすすめクリームが紹介されているので、興味のある方はご覧ください。
・「リンパマッサージにおすすめのクリーム10選!選び方のポイントも解説」
関連記事自分に合ったマッサージオイルの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。
・「リンパマッサージにおすすめのオイル20選!選び方も徹底解説」
関連記事1-5.リンパの流れに沿って流す
かっさマッサージはリンパの流れに沿って流しましょう。なぜなら、老廃物が排出される仕組みは、全身に流れているリンパ液が「体のろ過装置」と呼ばれているリンパ節まで老廃物を運び、そこから体外に排出されるからです。かっさの役割は、リンパの流れをサポートして老廃物や余分な水分を体外に出してむくみを改善することです。
顔と体にあるリンパ節と流す方向は、下の図を参考にして下さい。
・顔のリンパ節と流す方向
・全身の主なリンパ節と流す方向
全身のリンパを流す基本方法についてもっと知りたい方は、「簡単にできる!全身リンパマッサージの基本のやり方と効果UPの秘訣」という記事の2章の「簡単!全身リンパマッサージの基本方法6ステップ」を参考になさってください。
関連記事2.かっさの使用上の注意点
2-1.赤みやニキビが一時的に出る場合がある
人によっては、かっさマッサージ後に「かっさ痕」と呼ばれる赤や紫の斑点が現れることがあります。この斑点は不要な毒素を含んだ血液が肌の表面に現れているもので、体に老廃物が溜まっていたり血の巡りが悪くなっている証拠です。
身体に溜まっていた疲労物質や老廃物が、マッサージの刺激によって血液に流れ込み、排出される際に一時的に体調が悪くなることを「好転反応」と言いますが、かっさ痕も好転反応として体に表れます。同じ原理でニキビが出るケースもありますが、こちらも毒素が排出されているため起こります。
かっさ痕が出ている状態の肌にかっさマッサージをしても問題はありませんが、ニキビなどの炎症を起こしている部分をマッサージすると、思わぬ力が入り悪化してしまう可能性があるため避けましょう。
なお、かっさ痕は2、3日ほどで消えるものがほとんどで痛みがない好転反応なので、心配する必要はありません。もし長期間消えない場合は、一度皮膚科で診てもらいましょう。
2-2.体調が悪いときや食後しばらくはマッサージを避ける
体調が悪いときにかっさマッサージを行うと、体に大きな負担がかかるので避けましょう。疲れが溜まっているときにマッサージを行うと、体に余計な負担がかかることでかえって体調が悪化する恐れがあります。
なお、食後すぐにマッサージを行い血行が良くなると、消化器官が十分に血液を得られず消化不良を起こすこともあります。食後2時間以内もかっさの使用は避けてください。
2-3.傷や肌荒れ部分、日焼け後の肌には使わない
かっさを使用してはいけないのは、傷や肌荒れをしている部分と日焼け後の肌です。動物の角や天然石などの素材から作られているかっさはどれも固いため、炎症部分に使うと、思わぬ力が入ってしまい悪化してしまう恐れがあるからです。
マッサージをする前に肌の状態を確認して、異常がない肌のみにマッサージをしましょう。
3.かっさマッサージのポイント
3-1.血行が良くなる入浴後、もしくは入浴中に行うのがおすすめ
かっさマッサージを行うタイミングは、入浴後もしくは入浴中の体が温かい時がおすすめです。身体が温まることで血液やリンパの流れが良くなるので、かっさマッサージの効果が更に高まるからです。お風呂で石鹸やボディソープをつけてマッサージをすれば、全身を洗うのと同時にマッサージをすることができるので時短になります。お風呂で顔のマッサージをする場合はオイルを使用してください。
お風呂での使用に適しているかっさは6章で紹介しているので、参考になさってください。
3-2.最適な頻度は週2~3回
かっさマッサージを行う最適な頻度は、1週間に2〜3回です。手で行うマッサージと違い、かっさを使ったマッサージは直後に赤い斑点が出ることがありますが、これは老廃物がしっかり流れている証拠で、かっさの効果が高いことを表しています。かっさを使うマッサージは手で行うハンドマッサージよりも強い圧がかかるので、毎日行うと肌に負担がかかり、たるみや色素沈着の原因になってしまい美肌から遠ざかります。クリームやオイルで肌をケアしながら、週に2~3回を目安に行いましょう。
なお、2-1.でも述べましたが、なおこの斑点が出ている状態の肌にかっさマッサージをしても問題はありません。
3-3.マッサージ前に水分補給をする
かっさマッサージを行う前は水分補給をしましょう。マッサージで老廃物を流しやすくするためには、水分を補給してリンパ液が循環しやすい状態にすることが大事だからです。そのため、マッサージを行う前にコップ1杯(約200ml)を目安に水分を摂ることをおすすめします。
また、入浴中にかっさマッサージを行う場合は、必ず入浴前に水分補給をして下さい。温まった体は利尿作用が促進されることがあり水分が不足しがちになるからです。こちらもコップ1杯を目安に摂取しましょう。
4.かっさを使った小顔マッサージ
ここまでで解説したかっさの基本的な使い方を踏まえ、実際にマッサージを実践しましょう。この章では、小顔になるマッサージ方法を紹介します。顔だけではなく、頭皮・首元・鎖骨もマッサージすることで、リンパや血液の流れが良くなり老廃物の排出が促され、むくみやくすみの改善に繋がります。
4章と5章で紹介しているマッサージは全て羽型のかっさを使用しているため、1章で説明した羽型かっさのA〜Dの形を参考にして実践してください。
【かっさの使い方のポイント】
・顔の皮膚は薄くてデリケートなので、力が入りすぎないようにかっさを片手で持ちましょう。
・首は、かっさのAの部分を肌に垂直に当て、優しい力で撫でるように流します。
・頬は、かっさのAの部分を頬骨に沿ってフィットさせるように当て、優しく流します。
・フェイスラインは、かっさのBの部分で挟むように当て、輪郭に沿って流します。
・鎖骨もフェイスラインと同様、かっさのBの部分を使って挟むように流します。
【動画】1分で小顔マッサージ 目が大きくなるかっさの使い方
【手順】
①頭皮
・かっさのBの部分を使い、髪の生え際からジグザグに動かして頭皮を刺激する。
②首筋
・首に化粧水を塗布し、かっさのCの部分を使って耳の後ろの首筋を10回さする。
・かっさのAの部分を使い、耳の下を10回流します。
③目の下
・顔全体に化粧水を塗布し、かっさのAの部分を使い目の下を10回往復して流します。
④眉頭
・かっさのDの部分を眉頭に当て、10回往復して流します。
⑤目の外側にあるCゾーン
・かっさのAの部分を使い、Cゾーンと呼ばれる目の外側を10回往復して流します。
⑥おでこ
同じくかっさのAの部分を使い、眉間から上に向かっておでこを5回引き上げます。
⑦輪郭
・かっさのBの部分で輪郭を挟み、顎からエラに向かって10回流します。
・かっさのDの部分を使い、顎の下からエラの下を10回流します。
⑧手順③を繰り返します。
⑨鎖骨
・かっさのBの部分で鎖骨を挟むようにして10回流します。
※このマッサージではクリームではなく化粧水を使用していますが、とろみがあるテクスチャーなのできちんと摩擦を軽減できています。
5.かっさを使った体のマッサージ
老廃物が溜まりやすく、悩みがちなお腹・脚・二の腕という3つのパーツのマッサージ方法をお伝えします。どれも4ステップでできる簡単なもので、かっさマッサージの初心者でも難なく実践できます。
5-1.お腹
ストレスや生活習慣によって腸の機能が低下すると消化不良を起こし、老廃物がリンパに溜まり冷えや肌荒れ、お腹の張りや便秘を引き起こしてしまう可能性があります。それらの不調を改善するのがお腹のかっさマッサージです。
【かっさの使い方のポイント】
・お腹全体をマッサージする時は、かっさの緩やかな山になっているCの部分をお腹に対して垂直ではなく少し斜めに当て、優しく撫でます。
・脚の付け根のそけいリンパ節を流す時は、かっさのBの部分を刺激しすぎないように肌とほぼ平行に当てて優しく流します。
【動画】美活沙腹周マッサージ
【手順】
①おへそ周り
・おへその周りを円を描くようにクリームやオイルを塗布し、かっさのCの部分を使って時計周りに2~3回円を描くように撫でる。これを2〜3セット行います。
②脚の付け根のそけいリンパ節
・かっさのBの部分を使い、脚の付け根にあるそけいリンパ節を上下に5回程度優しく滑らせる。反対側の脚も同様に5回程度滑らせます。
③お腹全体
・かっさのCの部分を使い、おへその真上から下に向かって押し下げます。1ストローク3〜5センチ押し下げ、それを3回して下にずらしていきましょう。おへその下まで進んだら左側にずらし、お腹全体にアプローチします。左側が終わったら、右側も同様に行いましょう。
④腸
・かっさのBの部分を使い、腸の運動を意識しながらおへその右斜め下から小刻みに上に流します。おへその右上まで来たら左方向に流します。おへその左上まで来たらそのまま下に流し、最後に右方向に流します。これを2〜3セット行いましょう。
・最後に息を吐きながらおへその5センチ下を5秒間押します。
⑤お腹全体
・かっさのAの部分を使い、お腹のお肉を持ち上げるように中央に集めます。脚のつけ根にあるそけいリンパ節に向かって優しく流します。
【ポイント】
・動画で紹介されているお尻のマッサージは省いていますが、お尻の疲れを感じる方は実践して下さい。
・手順③の後にお腹のツボを押す場合は、かっさのBかDの部分を使って下さい。
5-2.太もも
太もものマッサージでは、セルライトにしっかりとアプローチできます。
【かっさの使い方のポイント】
・太ももの前面や裏側という広い面をマッサージする時は、かっさを両手で持って、Aの部分を肌に対して垂直に当てて流します。
【動画】みるみる美脚かっさマッサージ
【手順】
①太ももの前面
・太ももの前面にクリームやオイルを塗布し、かっさのAの部分を使って膝上から脚の付け根に向かって流します。外側、中央、内側に満遍なくアプローチしましょう。これを10回行います。
・次にかっさのBの部分を使って、太ももの前面を膝上から脚の付け根に向かって10回流します。
②太ももの裏側
・かっさのAの部分を使い、膝裏から脚の付け根に向かって流します。これを10回行います。
【ポイント】
・脚の付け根にゴリゴリとしたものを感じることがありますが、それはセルライトや老廃物なので、優しい力で流して下さい。
5-3.二の腕
脂肪がつきやすくたるみがちな二の腕にも、かっさマッサージは効果的です。
【かっさの使い方のポイント】
・二の腕の内側や外側を流す時は、かっさのBの部分を使って肌に垂直ではなく少し斜めに当て、優しく撫でます。
【動画】振袖肉を撃退!かっさで二の腕マッサージ
【手順】
①二の腕の内側
・クリームやオイルを二の腕全体に塗布し、かっさのBの面を使って肘から肩に向かって流します。1ストローク3〜5センチほどで、小刻みに流します。
②二の腕の外側
かっさのBの面を使って、二の腕の外側を肘から肩に向かって流します。こちらも1ストローク3〜5センチほどで、小刻みに流します。
【ポイント】
・リンパの流れに沿って、肘から肩に向かって、下から上に向かって流しましょう。
6.かっさの素材と選び方
この章では、まだかっさを持っていない方が選びやすいように、素材ごとにリット・デメリットと価格を比較しています。自分に合ったかっさを選ぶ3つの基準についても述べているので、これらを参考にしてください。
1章で説明した
で述べている、体のどこを一番マッサージしたいかも、選ぶ基準にしましょう。
6-1.かっさの素材は主に5種類
かっさは陶器、水牛の角、天然石などさまざまな素材のものがあり、どれを選べば良いのか分からない方も多いはずです。下の表では、これからかっさを購入する方のために、かっさの素材別のメリット・デメリットや価格帯をまとめているので、これを基にあなたにぴったりのかっさプレートを見つけてください。
こちらの表は、右スクロールをしてご覧下さい。
素材 | メリット | デメリット | こんな方におすすめ | 価格帯 |
天然石 | ・なめらかな使い心地 ・見た目に高級感がある | 落下などの衝撃で割れやすい | パワーストーンのヒーリング効果を感じたい方 | 約1,200円 |
プラスチック | ・軽い ・値段が安い | 落下などの衝撃で割れやすい | 気軽にかっさを試したい方 | 約300円 |
陶器 | ・肌馴染みが良い ・ひんやり滑らかな使い心地
| 落下などの衝撃で割れやすい | 敏感肌な方 ひんやりした使い心地を好む方 | 約2,000円 |
水牛の角 | ・天然素材なので温もりがある ・肌あたりがよい ・過度な刺激を与えない | 高温多湿・乾燥に弱い | 敏感肌な方 ぬくもりのある使い心地を好む方 | 約1,000円 |
ステンレス | ・湿気、熱、錆び、 衝撃に強い ・熱伝導をする
| 表面にキズがつきやすい | お風呂でマッサージをしたい方 | 約1,200円 |
出典:小顔・足痩せ・肩こりに効果大!かっさプレートおすすめランキング12選【BIGLOBEレビュー】
※かっさの価格は、大手通販サイトの売れ筋ランキングのうち、上位10つの商品から平均を算出しました。
6-2.かっさを選ぶ3つの基準
素材別のメリットとデメリットの比較だけではなく、以下の3つを参考にしてかっさを選び、自分にぴったりのものを見つけましょう。
①手に馴染むかどうかで選ぶ
かっさプレートを選ぶ時に一番重要視したいのが、手に馴染むかどうかです。持ちやすい形か、重さがちょうど良いかなど、自分が使いやすいかどうかで選びましょう。可能であれば店頭で手に取って、自分の手にしっくり馴染むかどうかを確認することをおすすめします。
②滑らかさで選ぶ
かっさプレートは、ものによって触れた時の滑らかさが大きく異なります。丁寧に研磨されたかっさは、側面から見たときに中央から端に向かって薄くなっています。そして丸くアーチ状になっているので、肌当たりが滑らかです。実際に触れて比較するのがベストです。
③大きさで選ぶ
かっさプレートの大きさは商品によってまちまちです。サイズの小さなかっさは、凹凸がある顔などの細かいパーツに最適で、サイズの大きなかっさはお腹や太ももなどの広範囲をマッサージできるという利点があります。体のどこに使いたいかでかっさのサイズを選びましょう。
7.そもそも、「かっさマッサージ」とは
7-1.かっさは「東洋医学的デトックス」
かっさとは、専用のプレートを使って皮膚に刺激を与えることで、毛細血管に圧を加えて血液の毒素を肌表面に押し出し、経路の流れを良くする「東洋医学的デトックス」です。
かっさを漢字で書くと「刮痧」ですが、それぞれの言葉には
・刮(かつ)=こする・削り取る・剥ぐ
・痧(さ)=老廃物・滞った悪い血液
という意味があります。
かっさの歴史は非常に古く、そのルーツは2,500年以上も前の中国にあると言われています。当時の中国では、美容法としてではなく民間療法の一つとしてかっさが行われていたと言われています。
プレートで皮膚に刺激を与えて毛細血管に圧力を加えることで、悪い血液が押し出されたり血流やリンパの循環が改善されます。その結果、凝りがほぐれたり、老廃物の排出が促されて、むくみ改善の効果が得られます。
7-2.かっさを使うメリット
プレートを使うかっさマッサージのメリットは、以下の通りです。
①初心者でも簡単
プレートを使って撫でるだけなので、初心者でも難しくはありません。
②広範囲を同じ圧で刺激することが可能
力を入れずに、広い面積を一度に同じ圧で刺激することができます。
③手が疲れない
かっさプレートを使うことで、どの部位も少しの力で流すことができるため、ハンドマッサージと違い手が疲れません。
8.まとめ
この記事では、かっさマッサージの基本的な使い方に加え、使用上の注意点やポイントについてもお伝えしました。
という、女性が悩みがちな4箇所にアプローチできるかっさマッサージをぜひ実践してみてください。
また、かっさマッサージが未経験でこれからかっさを購入するという方のためにも、
も紹介しました。
老廃物や余分な水分などを身体に溜め込んでしまうと、冷えやむくみ、便秘などに悩まされることも。この記事を参考に、かっさマッサージで全身のめぐりを促し、むくみ知らずの身体へ導きましょう。