ダイエットを続けているのに、なかなか痩せないとお悩みではありませんか?
激しい運動も食事制限もせず、お金もかけずに自宅でマッサージをするだけで痩せられたら理想的ですよね。
マッサージをすると代謝があがるので、体脂肪を燃やす効果が期待できます。
また、リンパの流れをよくしてむくみを解消すると、見た目もすっきりするのです。
今回は、マッサージで痩せられる理由を知っていただき、そのうえで、行う際のポイントもご紹介します。
そして、ぜひやってみていただきたい部位のマッサージ動画も掲載しています。
1日5分!毎日続けて、スレンダーボディを手に入れましょう。
1.マッサージで痩せられる4つの理由
「マッサージをすると痩せる」ということを耳にしたことがあるでしょう。
正確にいうと、マッサージをしただけでするすると痩せていくわけではありません。
マッサージだけではエネルギーを消費しないからです。
しかし、マッサージをすることは体のためにもよく、すべて「痩せる」ことにつながっていくとされています。その4つの理由を知っておきましょう。
1-1血行が促進されるから
マッサージのように外部からの刺激を与えると、血管の内側にある細胞から一酸化窒素が出て、血管を広げてくれ、血流がよくなるとされています。
体がポカポカと温まるような感じがするのはそのためです。
血行が促進されると、ダイエットだけではなく、冷えやむくみの解消、肌のトラブル解消にもつながっていく効果があります。
1-2リンパの流れがよくなるから
リンパには、免疫機能を持つ成分が含まれていて、血液と同じように体の中を流れています。
ただ、リンパは血液と違って自力で流れることができないので、刺激を与えないと代謝が低くなってしまうのです。
マッサージをすれば、リンパが流れるようになり、細胞も活発化するため体のバランスが整うといわれています。
1-3むくみを解消できるから
むくみは取りすぎた水分をうまく排出できず、血管から細胞に漏れ出すことによって起こります。
また、同じ姿勢でいると体の循環が悪くなるので、本来、余分な水分を吸収してくれるリンパの動きも滞ってしまいます。
マッサージをして筋肉の動きを促すと、リンパも動いていくので老廃物などを排出してくれ、むくみを解消できるのです。
1-4基礎代謝があがり、脂肪燃焼につながるから
血液やリンパの流れがよくなると、基礎代謝があがります。基礎代謝をあげると、脂肪が燃焼しやすくなる、痩せやすい体質に変わっていくのです。
つまり効果的に痩せられるようになるでしょう。
2.痩せるためにマッサージをしておきたい5つの部位
痩せるためのマッサージをするならば、短い時間で効果的な結果を出したいものです。
では、どの部分をマッサージすれば痩せやすい体づくりになるのか、マッサージするべき5ケ所をご紹介します。
2-1.顔
顔には表情筋と呼ばれる24種類の筋肉があります。
こめかみや耳の下にはリンパ節もあるので、その部分をマッサージすることで、むくみやたるみ解消はもちろんのこと、疲労回復やリラックス効果の期待も高まります。
2-2.お腹
お腹には脂肪もたまりやすいですが、水分もたまりやすく、むくみが生じることが多いとされています。
そのため、お腹のリンパ節をマッサージすることで老廃物を出すこともできますし、腸にも刺激を与えられるため、便秘解消にもつながるでしょう。
2-3太もも
心臓のポンプ運動で大切な役割を果たしているのが、太ももとふくらはぎです。
太ももは心臓から遠いこともあり、老廃物がたまりやすく、セルライトもできやすい場所です。
マッサージをすると血行がよくなるとされているので、念入りに行いましょう。
特に股関節にあるリンパ節をほぐすと効果があがります。
2-4ふくらはぎ
下半身には血液の70%が集まっているため、第2の心臓といわれるふくらはぎをマッサージすると、体全体の血流をあげる効果があるとされています。
血液が循環するようになるとむくみも取れ、だるさも解消されるでしょう。
2-5足裏
足裏には、ツボと呼ばれる全身の末梢神経の縮図が投影されているといわれています。
そのツボを刺激することで、全身に反応を起こす効果があり、老廃物の排出も促されます。
3.【1日5分】自宅でできるマッサージ方法
実際に、お金をかけなくても効果が出るマッサージ方法を動画で学んでいきましょう。
3-1.顔
老廃物を流すと顔がすっきりしますし、くすみやたるみの解消にもなります。
voice▷まぶたの疲れがとれ、目がぱっちり開くような感じがしました。顔全体もひきしまりました。
3-2.お腹
循環をよくすると、余分にたまっていた水分や老廃物を排出することができます。
それによって、お腹のむくみを解消することができます。
voice▷腰回りがスッとして重みがなくなりました。即効性もあるそうですよ。
3-3.太もも
太もものマッサージはやればやるほど効果が出ます。
触った時に、じんわり柔らかい状態にしておきましょう。
voice▷筋肉が張っていたので、痛気持ち良い感じでした。終わると足が軽くなります。
3-4.ふくらはぎ
ふくらはぎのマッサージは下から上に流すことで、かなりほっそり見えるようになります。
voice▷痛かったのですが、終わると体全体がポカポカしてきました。
3-5.足裏
血液循環がよくなると、体全体のバランスが整いやすくなります。
voice▷マッサージをしはじめたら、内臓がゴロゴロいいはじめ、動き始めた感じがしました。
4.マッサージで痩せるためのポイント5つ
いくらマッサージで痩せやすくするとはいっても、やみくもにやっては台無しになってしまいます。効果的に痩せるポイントを5つご紹介しましょう。
4-1.マッサージは入浴後
お風呂に入ると体温があがり、血行もよくなるとされているので、体が温まっているうちにマッサージをするとより効果的です。
水圧がかかると刺激にもなるので、湯船につかりながらマッサージをしてもいいでしょう。
4-2.オイルやクリームを使って入念に
オイルやクリームを使わずにマッサージをすると、皮膚がこすれて肌を痛めてしまうこともあります。
また、すべりがよくなると、力も均等に入るので、必ずオイルなどを使うようにしましょう。
4-3.食事制限と運動を併用する
マッサージは、痩せやすい体を作るためのサポートをするものと考えるといいでしょう。
バランスのよい食事をとり、適度な運動をしたうえでマッサージをすると、よりダイエット効果を高めることができそうです。
4-4.継続してマッサージを行う
血行をよくしたり、リンパを流したりするのは、やはり続けているからこそ促進されるものです。
毎日、時間を作るのは大変かもしれませんが、お風呂を出たらすぐにマッサージをするなど、習慣化していくと続けやすくなるでしょう。
4-5.マッサージ後は水分をとる
筋肉が温まり、血液の流れがよくなると、水分をとることで酸素が全身にいきわたるとされています。
また、老廃物は尿や汗とともに身体の外に出て行くので、必要な水分をしっかりとりましょう。
その際は、冷水ではなく、常温かハーブティなどがおすすめです。
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関連記事5.マッサージで痩せるための注意点
次に、マッサージを行ううえでの注意点を4つご紹介します。これさえ守れば、マッサージの効果がさらにあがることでしょう。
5-1.食後に行わない
食事をすると、消化をするために全身の血流が消化器官に集まります。
マッサージをすると血流がよくなるといわれていますが、血液量が増えるわけではないので、消化器官系の血液が減り、消化が妨げられてしまうのです。
最低でも1時間程度は空けるようにしましょう。
5-2.飲酒後に行わない
お酒を飲むと血行がよくなり、体がポカポカしてきます。
その状態の時にマッサージをすると、アルコールがまわりやすく、吐き気や頭痛につながってしまうこともあります。
マッサージの後、お酒を飲んでも同じ状態になりやすいので、できれば、飲酒前も避けた方がよいでしょう。
5-3.体調不良時には行わない
風邪などをひいて、菌が体に入った時は、自分の細胞が菌と戦ってくれています。
そういう時は、むやみにリンパを流そうとせず、安静にしておやすみしましょう。
5-4.強い力でやりすぎない
痩せたいからといって、力任せにやったり、1日に何度もマッサージをしたりすると、筋肉を痛めてしまう可能性があります。
食事制限や運動とからめ、リラックスをしながら丁寧にマッサージを行いましょう。
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関連記事6.まとめ
マッサージは全体の血行をよくするとされるため、身体のむくみを解消したり、代謝をあげたりすることができます。
それを継続することで、痩せやすい体になっていくのです。
お金をかける必要もなく、自宅でできるマッサージ。
食事制限や運動と併用して脂肪燃焼を促進し、ダイエットを成功させましょう。
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