自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類から成り立っています。
交感神経が働くと危険を察知したり、ストレスを感じた時に働き、
身体を「戦闘モード」に近づけます。
身体では、心臓の拍動が速まり、食欲が抑えられるような変化を生じます。
主に日中は、この神経が優位になっていると言われています。
副交感神経が働くと身体を「休息モード」に近づけます。
身体では、心臓の拍動が遅くなり、食欲が増し、胃腸などの働きが活発になります。
主に夜、リラックス状態になるとこの神経が優位になっていると言われています。
この神経は自律神経がコントロールしているのですが、これは自分の意識とは無関係。
自分の意思でコントロールできないのです。
不規則な生活習慣やストレスなどが重なると自律神経のコントロールが不調になってしまいます。
また、夜眠れないのも副交感神経優位に切り替われないこともあげられます。
そこで副交感神経に働きかける呼吸法を行って副交感神経を刺激しましょう。
1.腹式呼吸を行います。
鼻から吸います。お腹を膨らませるように吸いましょう。
交感神経が優位になりやすい現代社会では、意識的に
腹式呼吸を行うことが大事になります。
生活の工夫でもできることがあります。ぬるめの湯船につかることは副交感神経に働きかけます。
シャワーでは交感神経を刺激してしまいますので、毎日ゆったり湯舟につかりたいですね。