心臓は、1分間に5リットルの血液を送り出しています。
そして、その血液は、15~25秒で一巡りして心臓に戻ってきます。
1日では7200リットル(ドラム缶36本分)です。
一生(80年)では20万㎥(50mプール100杯分)です。
これだけの血液を供給しているのに血管に元気がなかったら・・・不安ですね。
血管の硬さを血管年齢検査で測ることができますが、
この数値の良し悪しは、生活習慣病の影響を受けているのです。
血管の壁にプラークを作り血管を狭めたり、血液がドロドロになり流れが悪くなったり、
血管が詰まったり、切れたりすることで起こる病気は、血流に関係していますが、
心筋梗塞などにつながる原因にもなっているのです。
心臓に負担をかけないためにも生活習慣を改善して血管の弾力を取り戻すには
食事と運動です。
クエン酸…酢や梅干し、レモンなど柑橘類
EPA…イワシ、サバ、サンマなどの青魚
ポリフェノール類…赤ワイン、緑茶、ココア、ブドウなど
ビタミンE…かぼちゃ、アスパラガス、春菊など
ビタミンC…フルーツ類、ピーマンなど
アルギン酸…昆布、わかめなど
運動は、ストレッチやウォーキングですね。
運動後は副交感神経の働きが高まり、リラックスモードになります。
そうすると血液を固める血小板の働きが抑えられるので血液が固まりにくく、血栓ができにくくなります。
座り続ける生活は、良くないことも分かってきていますので小まめに身体を動かしてみましょう!