猫背になると胸の筋肉は、硬くなり短縮します。そして短くなった範囲でしか活動できず、
常にその方向への動きが優位になっています。
持続的に同じ筋肉に過負荷が加わるとその筋肉または、負荷が加わる筋肉の痛みを引き起こしたりします。
硬くなり、短縮した筋肉の改善方法は、
血流を改善、筋肉の柔軟を取り戻す事であり、ストレッチ、マッサージ、温熱療法などが有効と言われています。
肩こりの方は、肩を触ると硬く、コリコリしてますよね。
それを弾力のある筋肉に戻すということです。
筋肉の繊維を傷めないように手の腹で圧し動かすと良いですね。(痛めると揉み返しがあります。)
そして、ある筋肉の短縮によって運動制限などがあると、短縮されている筋肉の拮抗筋は、延長されています。
例えば、腕の場合、曲げた時短縮する筋肉は、上腕二頭筋。延長される筋肉は、上腕三頭筋です。
腕を下に下げた場合、腕は真っすぐですか?肘が少し曲がった状態になっていませんか?
本来、腕は真っすぐ伸び、腕は身体に沿っているのがニュートラルポジションです。
いつも腕を曲げて動くことが多いので、腕を伸ばしても肘は曲がっている状態になり、
そこから筋肉のアンバランスが起こります。
そこで、短縮していた筋肉の弾力を取り戻したら、延長していた筋肉の筋力は低下していますので
この筋肉をトレーニングすることになります。
延長してしまった筋肉の本来の長さで筋力を発揮させることができるように筋肉の再教育を行うのです。
これが姿勢の崩れなどで筋肉がアンバランスになってしまったのを整えていく改善方法になります。
姿勢を見て、身体を分析してみて下さいね。
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