よく加齢とともに身長が縮み、背中が丸くなると言われています。見た目老けて見えますね。
でもこれは、避けられないのでしょうか?
答えは「NO」です。
骨が弱ければ荷重のストレスに耐えられなくなり潰れてきますが、骨を支える筋肉が弱くても
身体はゆがんできます。
年齢とともに骨が弱くなる病気が「骨粗しょう症」です。
筋肉が少なくなり弱くなる状態を「サルコペニア」と言います。
サルコペニアは、加齢性筋肉減少症です。
サルコペニアは、50代以降になると急速に加速します。20歳から80歳までの間に
筋肉量が平均40%減少するとも報告されています。
筋力が落ちる原因は、
・運動不足
・低栄養
・神経の衰えによる筋肉刺激の減少
・筋肉を保つホルモンの減少
加齢によって特に落ちやすい筋肉は、背中の脊柱起立筋、股関節にある腸腰筋、腿の前の大腿四頭筋と
言われています。これは正しい姿勢で立つだけで使われる筋肉です。
姿勢を保つ「抗重力筋」になりますので意識をして動かすことがサルコペニア予防に役立ちます。
「意識して動かす」
これが重要ポイントで、筋肉の刺激を入れるには動かす筋肉を意識をして動かし、
スイッチを入れることが大切になります。
ストレッチを用いながら身体を動かして、正しい姿勢を意識していきましょう!