膝が痛いので病院に行ったら「加齢です」と言われてしまった…
それって本当に仕方ない事なのでしょうか?
身体の関節は、それぞれ役割を持って個別に動いていますが、それは同時に複数の関節と協同で動いて
身体の機能的な動作に結びついています。
その考え方を「ジョイント・バイ・ジョイント」と言います。
それは、
各関節の役割を大きく分けてモビリティ関節(動く関節)とスタビリティ関節(動かない関節)に分かれて
人間の関節に交互に存在するということです。
頸椎 スタビリティ関節
肩関節 モビリティ関節
肩甲胸郭関節 スタビリティ関節
胸椎 モビリティ関節
肘関節 スタビリティ関節
手関節 モビリティ関節
仙腸関節及び腰椎 スタビリティ関節
股関節 モビリティ関節/スタビリティ関節
膝関節 スタビリティ関節
足関節 モビリティ関節
足部 スタビリティ関節
膝は、ある一定方向のみの動きなのでスタビリティ関節、動かない関節です。
膝関節の隣の関節は、股関節と足関節ですが、それぞれモビリティ関節、動く関節になります。
最近つまずきやすくなっていたり、膝を引き寄せた時、股関節につまり感があった場合、
その関節は、動きずらい関節になっている可能性があり、
そのため膝に負担がかかり、痛みにつながっているという考え方になります。
膝が痛い原因は、膝ではなく、足関節や股関節の可動域不全の問題かもしれないのです。
たいがい痛みの場所が、「悪い」とは限らないのです。
痛みのある場所が特に問題なければ、両隣の関節を疑ってみましょう。
そしてコンディショニング整えていくことをお勧めします。
当サロンは、各地域で自分の身体は自分で整えるセルフコンディショニング教室を行っております。
ZOOMでも開講予定でおりますのでお問い合わせくださいね。
足関節の可動域改善に足首回しはお勧めですよ!