血圧の基準ってご存じですか?
あくまでも目安ですが、
上の血圧120~129、下の血圧は80~84が正常血圧と位置付けています。
信号機で例えるなら黄色の注意の値は、
正常高値血圧 上の血圧130~139、下の血圧85~89
軽症高血圧 上の血圧140~159、下の血圧90~99
赤色の危険の値は、
収縮期高血圧 上の血圧140以上、下の血圧90未満
中等症高血圧 上の血圧160~179、下の血圧100~109
重症高血圧 上の血圧180以上、下の血圧110以上
心臓の筋肉が収縮して血液を押し出した時に血圧は、もっとも高くなります。
そして、逆に心臓の筋肉が緩んだ時に最も低い血圧になります。
心臓が1分間に拍動する回数は、60回から80回。1日にすると10万回。
一生80年で計算すると30億回にもなるそうです。
1回の拍動で送り出される血液の量は、5リットルですが、
15秒から25秒で一巡りして心臓に戻ってくるのです。早い!
運動するとその供給量は安静時の7倍になるので心臓の瞬発力もすごいのですね。
また、心臓のドクンと言う音は、弁が開いたり、閉じたりする音ですが、
弁に異常があるときは雑音が混じります。聴診器を当てるのはその音を聞き分けているそうです。
高血圧症は、生活習慣病の一つで血管を破壊させたり心不全を起こしたりする危険性が高まってしまいます。
自覚のないまま進行するので「サイレントキラー」。怖いですね。
塩分の摂りすぎは、血液中のナトリウムが増え、それを薄めるために水分が血管内に増えるため
血圧が上がりますので、塩分調整が予防につながりますね。
日本高血圧学会減塩委員会は、高血圧予防のため、1日塩分6グラム未満を推奨しています。
日本人の死因の第1位はがんで、2位は心臓病なんだとか。
でも、臓器別で言えば心臓の病気が1位だそうです。
サイレントキラーの高血圧にならないためにできる事は、塩分調整。減塩ですね。