前のブログでも書きましたが、「ボディスキーマ」が働いているので
普段の動作においてその時々の身体の状態を意識しなくても無意識に動作が滑らかに遂行できています。
これを機能は、具体的にどこを使っているのでしょうか?
例えば、耳からの情報で「前庭機能」がその1つを担っています。
また、目からの情報で「視覚」が、身体の感覚は、「体性感覚」が担っています。
前庭機能や視覚は、環境を記録していて、
自分の位置や向かっている方向、上がどっちか教えてくれています。
体性感覚は、状態を記録していて
膝が痛い、肩が前にあるなど、身体の状態を教えてくれています。
これらの機能のバランスが取れて機能しているから
ちょっと低い位置の入り口だと無意識にかがんで通り抜けることができるのです。
その身体のGPS機能を絶えず間違いなく働かせるには、実は、情報を頻繁に入力する必要があります。
情報と言うのは、「動き」です、トレーニングなどの動きもその1つになります。
日常生活で言えばしゃがむ、四つ這いになる、あるいは、でんぐり返しをするなどもありですね。
体性感覚の1つの情報が少なくなるとそのバランスは、崩れてしまいます。
「またげると思っていた柵に引っかかってしまった」
そんな失敗ももしかしたら情報不足によるものかもしれませんね。
スポーツの強化をするうえでのトレーニングも
人間は、考えて動いていないので、いろいろなパターンの動きを学習させることが大切なのです。
日常生活でも座りっぱなし、立ちっぱなしが多い方は、なるべく他の動きを取り入れましょう!
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