猫背が気になる方の多くは、手を後ろに組んで力任せに胸を張る動作をしていらっしゃるのではないですか?
でも…それって整えられてるでしょうか?
確かに背中側が伸張して丸くなっている感じなので、動かしたくなりますね。
でも、その時は背筋がピシッとなった気がするとは思いますが、
筋肉的にはあまり効果が高くないやり方になっています。
では、どうしたら良いでしょうか。
まずは、猫背や巻肩になっている原因の筋肉を柔らかくします。
その原因の筋肉を柔らかくしない限り、元に戻ってしまうのです。
ゴムを伸ばしてもすぐ元に戻ってしまいますね。ゴムのように硬く短縮している筋肉を緩めることが大事となります。
この場合は、「小胸筋」という脇の近くにある筋肉です。
手のひらで筋肉を圧し動かします。
コリコリの筋肉がだんだん柔らかくなってきますよ。
ここの緊張(短縮)が取れて柔らかくなると、肩が楽に後ろに行きやすくなり、胸を張ることが楽になります。
たいがいここで終わりにしていませんか?
ここからがさらに重要!
筋肉がきちんと元のポジションに安定させるためには筋肉の再教育が必要になります。
この場合は、肩甲骨の間にある菱形筋となります。肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉です。
お尻の上に手のひらを置き、両肘を後ろに合わせるように動かしてみましょう。
ここをトレーニングしていくことで肩はニュートラルの位置で安定するのです。
筋肉をリセット【柔らかく】して筋肉を再教育【トレーニング】!
これは身体を整えるために当サロンで必ず行う手法でもあり、またご自宅での宿題にも取り入れています。
気になる方は、毎日続けてみてくださいね。続けていくことが改善への近道ですよ。
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