身体を整えるコンディショニングで使用しているストレッチポール。
ぜひ寝る前に、1日の疲れを取るために使ってほしいものです。
全ての動作の土台となる「姿勢」「動き」を獲得するためのツールとして使用していますが、
脊柱起立筋の緊張を和らげるリラクゼーション効果や可動域の拡大が期待でき、
深い呼吸も行いやすくなります。
円柱のポールに背骨を付けて寝て、ゴロゴロと軽く揺れるだけで良いのです。
日中、背中を丸めて作業をしていたり、立ちっぱなしで背中が緊張していたりと
疲れた身体や崩れた姿勢を整えてくれるのです。
背骨周りの脊柱起立筋をポールが手の代わりになってほぐし
また、背骨にある横突起を刺激することで自律神経の感度もあげてくれます。
自分の身体は自分で整えるセルフコンディショニングの第一歩ですね。
やり方は、
1.お尻から頭まで真っすぐにポールの上に乗ります。
2.膝を立て、腰幅に広げます。手は斜め下に置き、肘は必ず床につけます。(肩の緊張を取るため)
3.呼吸をします。吸うとき、胸を膨らませる胸式呼吸をしましょう。
次は、吸うとき、お腹を膨らませる腹式呼吸をします。そして、通常呼吸をしましょう。
肋骨の間の肋間筋が呼吸筋です。吸うとき膨らむ呼吸ができると良いです。
胸周りが硬くなっていると呼吸が入りにくくなっています。ポールに乗って胸が開き吸いやすいように
なっていますが、肋骨の間を手指の腹で圧し動かして筋肉を柔らかくしていくと
さらに吸いやすくなります。
4.ポールの上でゴロゴロ背骨を刺激するように動かしましょう。
時間的には、10分から15分ぐらい。下りた後は背中がベッタリ床について気持ちよいですよ。
副交感神経優位になり、気持ちよく眠れますよ!
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