物につまずいたり、ひねったりすると捻挫を起こすリスクがある足首。
捻挫とは、関節をひねり、骨と骨をつなぐ靭帯を痛めてしまったことを言いますが、
スポーツの時だけでなく、歩行や転倒など日常生活の中で発生することも少なくありません。
足首を内側にひねり、外側を支えている靭帯を痛めてしまうのですが、
靭帯は、一度損傷すると自力では修復できないのです。
損傷程度は、三つに分けられていて、
1.靭帯が伸びる程度
2.靭帯の一部が切れるもの
3.靭帯が完全に切れるもの
2と3に関しては、必要に応じて再建手術をおこなうことになりますが、
1の場合であっても伸びてしまった靭帯は、元には戻らないのです。
そのため、関節の不安定が生まれ、捻挫癖になりやすかったり、
ケガをした場所を治った場合でも動かさないことによる機能低下からの筋力不足が起こってきます。
そのため、ケガ防止のためやケガの後のケアは大切になってきます。
お勧めは足首回しです。
1つは、ご自身の手指と足指を合わせて、手で動かして足首回しをすること。
もう一つは、ケガした後は特に強化のために、足首だけで円を描いてみましょう。
丸よりも三角を描くようなぎこちない感じではなく、綺麗な円が描けるように動かしてみましょう。
ポイントは、膝や股関節を動かさず、足首だけで行います。足首を宙に浮かせてゆっくりやってみて下さいね。
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