女性の更年期は、閉経のあたりの数年間であるのが一般的ですが、
実は、男性の更年期は40歳以降、発症の疑いがあり、発症すると長い間悩まされるようです。
症状的には、男性機能の低下がまずあげられますが、それ以外にも筋力低下、全身倦怠、
頭痛、イライラ、集中力の低下、のぼせ、無気力など多岐に渡るため、
「年のせいかな?」と思い、我慢してしまう場合も多くあります。
原因は、男性ホルモン(テストステロン)の低下によって引き起こされるのですが、
このホルモンの減少は、メタボリックシンドロームや脳梗塞やがんなどの生活習慣病のリスクを
伴うようですのでほおってはおけないですね。
男性更年期障害かどうか世界的に広く用いられている「AMSスコア」というのがあります。
17項目の質問に5段階で回答して、それぞれの点数を合計して総点数で評価します。
一度、心当たりのある方は、「AMSスコア」を検索して試してみて下さい。
男性ホルモンを維持する生活スタイルは、バランスの取れた食事や良質な睡眠はもちろんですが、
運動で筋肉を使うことも大切なのです。
でも一番は、「ストレス」を溜めこまない事かもしれませんね。
趣味をもったりしてストレス解消です!