部活などでスポーツをした後、必ずクールダウンをした記憶があります。
運動後にクールダウンをする意味をわからないまま行っていましたね(笑)
意味が分からない事は、なかなか継続できないのが現状なので
大人になってウォーキングした後、あるいは趣味でスポーツをした後に必ず行う方は少ないように思います。
なぜなら不調でいらっしゃる方の多くは、スポーツ後のクールダウンを行っていなかったり、
行っている事が少し間違えていたりでした。
クールダウンとは、筋肉を元の位置にして終わるということです。
脳が神経回路をを通して筋肉に指令をだすと筋原繊維の「アクチン」と「ミオシン」が滑走して
筋肉が動きます。
(元々の位置から中心部のミオシンに向かってアクチンを滑走させるのを筋の収縮と呼び、
元に戻った状態を筋に伸展と言われます。)
例えば、ゴルフなど一方向だけのスポーツを行った場合、クールダウンをしないとスイング方向に
体が歪む危険性があるということですね。
筋肉を酷使してそのままでは、元々の位置に筋肉が戻らないことにつながってしまうのです。
日頃、歩くことでもふくらはぎがパンパンになりますね。
酷使したふくらはぎをストレッチしたり、マッサージしたりすること
知らず知らずにやっている場合もありますが、それは必然ということです。
クールダウンを行うことで、疲れが取れて元気に動けるようになったり、歪みから来る痛みや不調の
リスクを少なからず軽減しますので、
筋肉を使ったあとのクールダウンまでは、必ず行っていきましょう。