よく「ゼロカロリー」をうたっている商品があります。
実際には、100g(飲料の場合は、100ml)あたり、5キロカロリー以下の場合は、「ゼロ」と表記してよいと
厚生労働省による「健康維持増進に関する法律(健康増進法)」で、定められているのです。
完全なゼロではないということですね。
そして、そのゼロカロリーを実現するためには、普通の砂糖ではなく、人工甘味料が使われているということ。
たとえば人工甘味料の1つである「アスパルテーム」は、砂糖の200倍の甘さをもっているため、
カロリーも低く抑えることができる訳です。
この「アスパルテーム」は、世界120以上の国で1万品目を超える食品、
ダイエット食品、医薬品などに使用されていますが、
実は、安全性、危険性に関して最も論争があるものでもあります。
アスパルテームによって引き起こされる症状には、激しい頭痛、うつ病、不眠症、体重増加、めまい、嘔吐、疲労など
多岐の報告があり、多くの研究機関からも健康被害について報告されているようです。
必ずしもすべての人工甘味料が身体に害かというと、そうではないと意見もありますので
いろいろな情報に耳を傾けるのも大切かもしれませんね。