ミネラルと昆布(2019年12月14日 08時03分) 足立カイロプラクティック

私が、最も注目したいのが、人体にとって重要なミネラルを昆布は豊富に含んでいるということです。

昆布は海中に生きている植物で、常に海水に漬かっているのですから、90何種類もある海水中のミネラルが微量ながらも含まれているのです。

しかもそれが人間にとっても都合のよい配合になっているのです。

昆布は海水に浸かっているのに、昆布自体にはナトリウムと塩素、つまり食塩分が少なく、人間の体に有用なミネラルを貯えているのです。

しかも、カリウムが豊富なので、塩分の摂りすぎによって起こった高血圧によいという面もあります。

まさに、アルカリ食品の優等生で、とかく酸性食品偏重に傾きがちな日本人は、アルカリ食品の立場からいって、アルカリ性ミネラル源として、昆布をもっと積極的に摂るべきです。

なお、カルシウムの量でいえば、ひじきは昆布の約2倍、アルカリ度は約260という高さをもっていますので、昆布ほど普段に食べれないとしても、ひじきの活用も是非考えてください。

それとともに、のりやわかめも素晴らしいアルカリ源です。

昔の日本の朝食といえば、これらのものは、必ず1、2品はついていました。