耳の穴の前に指先を当てて顎を開くと動く場所、これが顎関節です。
ここが開くたびにカクカクしたり、口を大きく開けられないなどの症状が顎関節症といいます。
かみ合わせや関節そのものの問題は、歯医者さんになりますが、
ここの筋肉が硬くなるとエラが張ってきたり、頬骨が前に出てきますのでセルフマッサージをお勧めします。
咀嚼筋は全部で4つありますが、そのうちの側頭筋と咬筋を触りましょう!
咬筋は、頬にあって下顎を上に上げる働きがあり、それによって食べ物をすりつぶして食べることができています。
とっても強い筋肉で約68kgの圧力があるんです。指さえ食いちぎれるとか…
このぐらい強い筋肉が硬くなると、やはりお顔にも影響がでてくるのです。
この筋肉は頬骨についていますので、その当たりから全体を小さな円を描くように優しく圧しましょう。
また、耳たぶを持って円を描くように揺らすとその振動で緩みやすくなるとも言われています。
そして咬筋の上に側頭筋が繋がっています。耳の上を全体を円を描くように圧し動かしましょう。
硬くなる原因は、姿勢です。肩や首の位置が崩れてくると硬くなります。できたら肩回りの筋肉もほぐしていくと良いですね。
また、寝てる間に歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことも要因です。マウスピースなどを使ったり、
枕の高さを調整したり工夫してください。
これらをほぐして得られる効果は、お顔の引き締めに効果があると言われています。
また、口が開きやすくなりますので、咀嚼のたびに力が入っていた肩などの力が抜け、
肩こりや頭痛の緩和にもなります。
あとは、ストレスからも硬くなるということもわかってきましたので精神的なストレスにも対処したいですね。
おすすめコース