動画はコチラから https://youtu.be/ujW-8oUGiBo
今回紹介するツボは【風市】です。
大腿部(太もも)外側の中央あたりにあります。
けっこう、この周辺が、ガチガチになっている人多いので、押して「痛ーーーーーっい!」となる率が高いので、力加減は注意しましょう!
風市のツボの取り方は、まず、背筋を伸ばして、両腕はダラ~ンと横に垂らします。
それで、中指の指頭が当たるあたりが、風市のツボです。
大腿部外側には腸脛靭帯という靭帯があります。
その後ろ側には大腿二頭筋の筋肉があります。
腸脛靭帯と大腿二頭筋の間にツボがあるので、腸脛靭帯を後ろからつかめるようになると、わかりやすいと思います。 で、この大腿部外側って、ガチガチになっている人が多いんです。 立ち仕事で、脚で踏ん張っていたり、太もも外によりそっていたり、座り姿勢で脚を組んでいたり、お尻を前にズラしていたりも要因の1つです。
また、O脚、X脚。反り腰、外反母趾などで、太もも前や外を過剰に使ってしまうタイプもそうです。
まあ、姿勢が傾いている、左右バランスが崩れると、骨で支えれるとこが支えれず、筋肉頼りになって過緊張しちゃうってこと。
また、この腸脛靭帯の中には、外側広筋があります。
この2つは、互いに滑りあい(滑走する)ながら膝や股関節をうごかしているのですが、筋肉負担が増えると、固くなり、摩擦が生じて、炎症して、癒着して、滑りにくくなります。
すると、膝や股関節の動きを制限したり、痛くなったりもするのです。
カチカチ大腿部外側人間が多いってことです。
それで、風市ツボの効能として言われているのは・・・
腰痛、坐骨神経痛、脚全体に広がるだるさ、歩行中・後の痛み、膝痛、もも外の引きつり、下腿の麻痺などがあり、また、胆経上にあるツボですので、耳鳴り、めまい、目の疲れ、頭痛、高血圧、じんましん、冷え性、決断力・判断力の鈍さ・・にも期待できます。
さぁ、実践ですが、左右の大腿部外側の固さを見てからするといいでしょう。
固いほうを多めにするとバランスがとれますので。
風市ツボ療法
1.さする・・臀部~大腿部外側・前側・後ろ側を万遍なく擦る 20秒
2.皮膚滑り・・大腿部外側を軽く掌圧し、皮膚だけ縦や横にズラすように動かす 20秒
3.腸脛靭帯揺すり・・腸脛靭帯を後ろからつかみ、微少に揺らす 20秒
4.風市ツボを掌圧と母指圧 10秒ずつ
5.風市ツボ押したまま、足首回し
6.風市ツボ押したまま、膝曲げ伸ばし
7.風市ツボ押したまま、両膝左右倒し
8.ストレッチ 仰向けで膝を立て、外踝を反対の膝上外にあて、膝を内に倒す
9.ストレッチ 仰向けで、両腕を拡げ、片足を上げ反対側にねじる
この風市ツボは、脚やせダイエットにも使われるツボです。 骨盤が拡がっていたり、脚の外側に負担が掛かっている人(お腹出て)は、急増中です。
昔からあるツボ療法を活用しながら、健康な身体づくりの1つに役立てましょう!