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ガッチガチで頑固な肩こりの人!
いますよねぇ。
肩が前に入って、固まって動かない人!
いるいる。
どうしたんだ!?
と思うくらいの肩の固さを築きあげています。
僧帽筋の上部(肩の上)をほぐしても、肩甲骨の際をほぐしても、 なかなかほぐれる気配がない。
ほぐれたとしても、すぐ元に戻る。
これは、いろんな原因は考えられますが、今回は肩の根元の 「鎖骨」(胸鎖関節)からほぐし、動かしていく対策法です。
肩を骨のつながりで観ると、腕の骨の上腕骨~肩関節~肩甲骨~肩鎖関節~鎖骨~胸鎖関節~胸骨とつながっています。 こう観ると、根元、肩を動かす支点となるのは、鎖骨、胸鎖関節になってきます。
肩が前に入り、同じ姿勢が続くと、その姿勢で固まりやすくなります。
それは、肩関節だけが歪んで固まっているのではなく、鎖骨・胸鎖関節も歪んで固まっているのです。
だから、肩関節や肩甲骨周りをほぐしても、元に戻る・ほぐれにくいのは、鎖骨周りの固さ、歪みがとれてないから!ということは、多々あることなのです。
ガッチガチの人は、鎖骨周りも固まり、皮膚・筋肉間のゆとりも少なくなりやすいです。
なので、セルフケアのはじめに、鎖骨周りの皮膚の動きをよくすることからします。
1.さする
鎖骨自体を内から外へさすります。鎖骨の場所を把握して、胸鎖関節から肩鎖関節まで骨を感じながらさすりましょう。 そして、鎖骨の下側の際・鎖骨の上側の際もさすります。 さすることで、皮膚、筋肉の緊張をとります。
2.つまむ
1と同じ場所をつまみます。皮膚だけをつまみ上げる感じです。 癒着があるとつまみにくく、痛いかもしれません。まずは、つまめる範囲でしましょう。 皮膚・筋肉間の癒着をとり、血行促進、滑りをよくします。
3.胸鎖関節、鎖骨下筋をほぐす
指の腹で軽く圧迫します。圧を保持したまま、上下・左右と動かしほぐしていきます。
4.鎖骨動かし運動
まず、肩の上げ下げ運動から。肩を耳に近づける・離すを繰り返します。(10回)。そのとき、鎖骨から動かすことを意識します。鎖骨の内側に触れながら動かすとわかりやすいです。鎖骨が上下に動くことを感じましょう。 次に、肩を上げ、上げたまま後ろに引き、肩を下げる。を繰り返します。(10回)。同様に鎖骨からしっかり動かしましょう。 次に、肩を大きく、前・後ろに動かします。(10回)。鎖骨が前・後ろに動くのを感じながらしましょう。 これを、左側、右側、両側同時にしていきましょう。
鎖骨から動かし、根こそぎ肩を動かし、ほぐしていきます。
鎖骨周りは、肩こり、巻き肩はもちろんですが、呼吸や自律神経、目や頭や腕への血行にも関連してきます。
しっかり、鎖骨から肩が動けるようにセルフケアしていきましょう!!