お客様から質問です。
接骨院とかにある低周波や高周波の電気治療、お風呂の電気風呂などありますが、効果あるのですか?
確かによく見る光景ですよね。
ベッドの上に寝て5分~10分電気を当てて、はい次はウォーターベッドへ、そして5分くらい揉んで終わり・・
その電気治療をして、あなたは良くなりましたか?
が、答えでしょう。
一時的には良くなったが、すぐ戻る・・って人が大半と聞きます。
電気をあてると、なんとなく気持ちがいい感じはしますよね。
あれは、電気が流れると筋肉が収縮します。そして、電気が止まると筋肉がゆるみます。
収縮・弛緩、収縮・弛緩を繰り返して、血流をよくしているだけです。
肩を叩いたり、揉んだりしているのと似ています。
ただ、電気を流し終わったら、また血流は元にもどります。
だから、血行不良とかちょっと活性化させたい人にはいいのではと思いますが、痛みをとりたいとか・歪みをとりたいとは別問題でしょう。
実際に、日本整形外科学会が2019年の腰痛診療ガイドラインでも、電気治療の推奨レベルは4段階の下から2番目。
別にやってもいいけど、やったところで何か変わるの?ってレベルだそうです。厚生労働省のHPにも載っています。
ただ、電気治療って、保険で請求できる現状。
だから、時間稼ぎで、電気治療をしているかどうかは知りませんが・・・。
電気治療で楽になった、でもすぐ痛くなる、また電気治療する、楽になるがまた戻る・・保険での売り上げにはもってこい??
と言う風潮が一昔はありました。
今はしっかり治そうという風になりつつあるようですが、まだ昔の慣習が残っているところもあるようです。
昔からの慣習で電気治療をして保険適用になってますが、今はしてもしなくても変わらないと国は言っている。
この矛盾・・。時代と認識の変化に対応をしていかないと・・。
税金は高くなるだけ・・ということを知っておくことも必要だと思います。
だから、あなたがどうなりたいかで、電気治療は使い分けたらいいと思います。
歪みも痛みも癒着も少なく、疲れや血流を改善したいなぁであればいいのかなと私は思います。
ただ、電気治療の商品も進化していくでしょうから、その情報は更新して、活用できることは活用していきましょう。