東洋医学的な考えの1つですが、
・下半身が冷える 、手足がほてる
・休んでも疲れがとれない
・白髪が増えてきた髪もぱさついてきた
・体調を崩しやすくなった
などの不調がでてきている人は、腎臓機能(東洋医学でいう腎)が弱っていると考えます。
他にも、たくさんありますが(次回に紹介)、腎は生命エネルギーの源=生きる力であると言われるくらい大事な処です。
また、腎は、身体の成長・発育・生殖に大切な役目を果たしていると言われていて、30代をピークに徐々に衰えはじめる特徴があります。
腎が弱るタイプとして大きく2つに分けます。
1つめのタイプが、腎陽虚タイプです。
・手足が冷える ・身体が疲れやすい ・むくみやすい ・基礎代謝が低い ・腰が冷え重だるく痛くなる
といった症状が出やすく、身体を温めるパワーが弱い特徴があります。倦怠感が出たり、基礎体温が36.5度を保てないなどの人は、腎陽虚タイプの可能性があると思われます。
2つめのタイプは、腎陰虚タイプです。
・手足がほてる ・寝汗が多い ・皮膚や喉や目が乾燥する ・月経量が少ない
といった症状が出やすく、身体をクールダウンさせる力が弱い特徴があります。潤いが失われることでほてりや乾燥につながるという考えです。
腎の虚、すなわち腎が弱っている・・弱らせるものとしては、疲労・冷え・過剰なストレス・寝不足・不摂生などがあります。
だから、疲れをためることは、冷えにも老化進行にも、髪にも影響するので、その日の疲れはその日のうちにリセットするのが理想です。自分でできない人は、整体院などを利用して、慢性疲労にならないよう、腎を弱らせないように、疲れをリセットしましょう!
たがが疲れ、されど疲れ・・・侮るなかれ・・・疲れも積もれば、身体を壊します。
自分が疲れをどれくらい放置しているか、見直して、もっと身体をいたわってあげましょうね。