「瘀血」という東洋医学の考えがあります。
瘀血は、汚れなどで血流の巡りにくい状態をさします。
瘀血は”万病の元”と言われます。
瘀血の特徴としては、痛む・黒ずむ・しこりができる・・です。
痛いよ・・=そこに血が足りてないよ・・とも解釈するのです。
「流れる水は腐らず」という言葉があるように、流れのないところは、水が汚れたままで菌が繁殖しやすいですよね。
これは、血液も同じです!
血液の流れが滞ったところは、老廃物が溜まりやすく異変を起こしやすいのです。
瘀血が起こりやすい条件としては、冷え・過剰なストレス・寝不足・食べ過ぎ・貧血・甘味の摂り過ぎ・化学物質の蓄積って言われます。
瘀血のタイプとしては、顔が常にむくむ・同じ場所に肩こり、頭痛がでる・アザができやすい・シミやほくろが増えた こんな状態の人は瘀血状態かもしれません。
ジャンクフードや精製した塩や砂糖を好きな人は、ミネラルを過剰に消費するので、野菜やミネラル不足になりがち。
果物・野菜・海藻などでミネラルを摂取しましょう。
お風呂や整体なので、全身の血流を促すことも大事です。
黒豆やベリー、青魚、シソ、ねぎ、生姜、お酢なども血行をよくする期待ができるので参考までに。
また、シミやほくろは身体の内部の不調のサインとも考えられます。
食事や生活が乱れている証拠。赤ちゃんは、シミやほくろ少ないですしね。
瘀血プラス「気滞」の東洋的考えもあります。
気滞とは、気の巡りが悪くストレス過多状態、イライラしやすい・のどがつかえる・下着がきつく感じる・上半身はほてり下半身は冷える、気を張りすぎる完ぺき主義の人がなりやすいと言われます。
頑張りすぎない、おもいきり笑う、深呼吸する、人と話す・・ことも気の巡りをよくするのにはGOOD!
あと柑橘系のアロマやウォーキング、ストレッチも気の巡りをよくするにはいいと言われます。
この瘀血と気滞は肝と深い関係があります。
肝は血液に栄養を与え流れのコントロールをするし自律神経の調節をすると考えています。
肝の働きをよくすること、乱れた食、生活を改善することは大事ですね。
身体に出ている瘀血・気滞のサインをよく診ましょう。
そして、気血の巡りをよくして肌のターンオーバーも正常にして、体質改善をして、いつまでも健康な身体でいられるよう努力しましょう。