オーバープロネーションと言う言葉を耳にすることがあります。
それは、過剰回内という意味を指しているんですが、どこが!?
っていうと、足首のあたりです。
足を着地するときに、内踝の方が沈む・倒れ込む状態(土踏まずを潰す)を指します。
専門的に言うと、距骨下関節が過度に回内する・・といいます。
このオーバープロネーション・・実は結構、私の整体院のお客様にも多いんです。
外反母趾・内反小趾・浮指・足底筋膜炎・O脚・X脚・膝痛・股関節痛・腰痛・肩こり・冷え・むくみ・タコ・ウオノメ・・などの問題を引き起こす可能性を秘めています。
なぜ、そうなるか?はいろいろ考えられます。
重心の掛け方の偏り、歩き方の歪み、靴が合っていない、筋力の低下、反り腰、丸腰・・
詳細は実際に診て見ないとわからないですが・・、着地した脚の膝が2趾3趾より内に入っていたら要注意です。
脛骨というスネの骨(内踝~膝)が地面に対して垂直にあるのが理想です。
足裏のアーチができて、着地の衝撃を吸収分散し、床反力として効率よく力伝達ができるのです。
オーバープロネーションは、それができない力の方向になり、衝撃を吸収できません。
すると、足首や膝・踵などの歪んでるとこや弱いとこに、歩く度に使う度に過剰に負荷が掛かり、痛みや炎症を引き起こすのです。
支えている脚が歪むと、上半身も歪んできます。
悪循環ですね。
歩いているけど、しんどくなる・痛くなる人や外反母趾やO脚などの人は、早いうちのケアが必要ですよ!