肝臓って、やはり大事だと思います。
まず肝臓には、さまざまな生理機能があります。
お酒を飲んだ時のアルコールの分解など、有害物質を分解・無毒化する解毒作用が思い浮かぶかと思います。他にも、脂肪の消化を助ける胆汁を生成したり、食べたものをエネルギーに変えたり貯蔵・供給したりもします(ビタミン・ミネラルの貯蔵、タンパク質の合成、エネルギー産生・・)。免疫機能、ホルモンバランスの調整もしているようです。
んん~っ、肝臓がないと生きていけないですよね。
そんなたくさん働いてくれている肝臓をいたわりましょう!
整体で、肝臓の病気に対しては直接アプローチはできませんが、肝臓周辺の組織をゆるめたり、肝臓への血流をよくすることで、肝臓の疲れを少しでも楽にすることはできます。
筋肉でも臓器でも、日々の疲れの積み重ねで、不調になりますので、病気になりにくいように予防することは大事!!
整体的に、肝臓は機能的な解剖で見れば、循環に関わる臓器とも言えます。
なぜなら、『肝臓には1分間に1.5Lの血液が流入』しているからです。
このうち70%は門脈から注がれます。
だから肝臓の機能障害によって消化器から栄養を含んだ静脈血が、腸にうっ滞してしまい、『腹部の不快感や疲れやすさ』などが現れるのです。
そのため痛みやしびれ以外の症状でも、肝臓にアプローチすることで改善できる可能性があります。
肝臓疲れから、肩こり・腰痛・だるさなどもでます。
整体をうまく利用して、肝臓をケアして、健康な身体づくりをしましょう。