ぎっくり腰・・
立ち上がれない、動けないほど痛いほど重症なものから、なんとか動けるけど違和感がある軽症なものまで、ぎっくり腰になる人は、多くみられます。
ぎっくり腰になってしまったら、どうするか?
休むことが一番でしょう。
それは、ぎっくり状態は 炎症、出血が起きていて、下手にそこを動かしたり触ったりすると炎症、出血をひどくするからです。ケガをしているようなものなので、傷口をひろげるようなことはしない・・ということです。
とはいえ、仕事があったり、用事があったりとかで、休むわけにはいかない人もいるでしょう。
そんなときは、まず痛くない姿勢を探します。仰向け、横向き、座位、背中丸めるなど、楽な姿勢をみつけたら、末端から少しずつ動かしてみましょう。
足の指、手の指,、足首、手首、膝、肘、肩・・というように、痛くない範囲で回したり曲げ伸ばしして、動かします。
というのも、ぎっくり腰は筋疲労で起きていることが多く、肩や脚などの疲労がたまり、そこの動きが悪くなって、腰が代用で過剰に動いてしまい、ぎっくり・・ってなっているんです。
なので、まずは、腰が動かなくても、他でフォローできるようにしていくってことです。
末端から曲げ伸ばししながら、筋疲労を抜いていくってことをするのです。
すると、動きは少しできるようになると思います。
ぎっくりになったとこは、炎症しているので、痛みは残りますが、コルセットなどを活用して、1週間くらいは、炎症が鎮まるのを待ちましょう。
炎症がおさまれば、今度は癒着するので、固まらないように動きましょう。
整体は、ぎっくり腰になって、炎症が鎮まる1週間後くらいから受けるのが無難でしょう。ぎっくり腰になって、炎症があるうちは、直接患部の腰は施術せず、他のところの筋疲労をとっていくことはできます。ただ、腰を動かさないように緊張させているところを緩めると、腰が動いてしまって痛さが増すこともあるので、注意が必要でしょう。
ぎっくり腰はすぐに治したいというのはわかりますが、それよりかは、再発しないようにしていくことが大事だと私は思います。
なってしまったものは仕方がないです。でも、その痛さ・つらさを繰り返したくないでしょう。生活習慣の偏りの積み重ねや急な運動などでぎっくりはなりやすいので、それを一緒に考え改善していきましょう。