ぎっくり腰を少し専門的に・・
ぎっくり腰の原因は、筋疲労であると言われています。
腰の部分には腰椎という背骨が積み重なってあります。
その背骨と背骨の間は関節なのですが、その関節に関節包が挟まって痛くなるケースが多いようです。
それで、その関節包は、背骨添いにある多裂筋という筋肉とくっついていて、多裂筋が正常に動けば、収縮するとき関節包を背骨に挟まらないように引っ張って調整してくれます。しかし、何らかの理由で、多裂筋が過剰に緊張したりロックがかかると、働けなくなり誤作動を起こし、関節包が挟まりぎくっりってなるパターンがあります。
関節包が挟まると、出血し炎症を起こし、痛みが出て動けない。
その炎症が次は癒着していく・・。腰自体の動きが悪くなる。
ちょっとした動きでも、ぎっくりになりやすい・・という悪循環に。
なので、多裂筋自体の柔軟性をだすことと、多裂筋が過緊張しないように(働き過ぎにならないように)他の部分(背中、股関節、脚、肩など)の筋疲労を抜くことも大事です。そうして、多裂筋が正常に働けるようにしましょう。
緊張を抜くには、新しい酸素・栄養分が必要です。日頃から血流をよくする(お風呂、軽い運動、ストレッチ、整体)ことをしましょう。