脾臓って、あまり注目されない存在ですが、大事な処であります。
脾臓は、左上腹部にあるスポンジ状の臓器で、古い赤血球の除去、血液中の異物除去、免疫機能、血小板や血液の貯蔵の役割があります。
脾臓が悪くなると、左上腹部や背中の痛み、貧血、疲れやすい、食欲不振、腹部膨満感などの症状がでると言われています。
脾は過度な湿気や熱に弱いといわれ、梅雨や季節の変わり目になると、不調になりがち。
最近、疲れが取れない,手足が冷える,体がむくむ・・・・。
その背景には、脾臓(ひぞう)の機能低下が関係していることがあります。
それは、*免疫*循環*酸素供給に深く関わる臓器だからです。
細かくみると、
脾臓は “第9〜第11肋骨の高さ” にあり、腋窩中線より後方”に位置します。
下方では “横隔結腸ヒダ” によって支えられています。
肋骨は後方が高く前方が低くなるように走行しており、脾臓は腋窩中線より後方、
横隔結腸ヒダは前方に位置するため、“下方から支える構造” が成立しています。
また “胃脾間膜” や “膵脾間膜” により、胃や膵臓の膵尾部と連結しています。
そして、生理的役割として、脾臓には大きく分けて、『赤脾髄と白脾髄』があります。
赤脾髄:古くなった赤血球を破壊し、ヘモグロビンをヘムとグロビンに分解して肝臓へ送る。
白脾髄:免疫細胞が集まり、免疫応答を担う。
血液の貯蔵機能:必要に応じて血液を放出し、循環を調整する。
つまり脾臓は、『免疫・循環・酸素供給の要』となる臓器なのです。
*免疫低下*貧血傾向*慢性疲労*冷え*浮腫
などこれらの症状が見られる場合は、脾臓機能の低下が関与しているかもしれません。
脾臓は単なる “血液のフィルター” ではなく全身の循環と代謝のバランスを保つ重要な存在です。
脾臓も、身体の中で頑張っております。自分の体内のもの、たまには注目してあげて、ケアしましょう。