筋膜の役割(2019年11月30日 10時54分) ストレッチ整体 湧泉

湧泉でも、重要視している筋膜!!

筋肉を覆っている膜なのですが、広く見ると、骨も内臓も膜で覆われています。
その膜は各筋肉や各内臓を覆ってもいますし、隣の筋肉や内臓を繋げて覆ってもいます。
そう、全身の筋肉や骨、内臓を束ねているのです。
筋膜がなければ、全身バラバラに崩れてしまします。
全身繋がっている!ということです。
ということは、右足を動かすときは、右足だけではなく、全身が動いているのです。
連動性!と言いますが、この連動性のつながりを利用して、手技をしていますし、体としては効率良い動きになっていきます。
一つ肩が歪むと、連動して首も腰も足も歪むのです。
筋膜が癒着すると、スムーズに動けず、連動できない状態に・・。体を歪める一つの原因ですね。

また、筋膜は筋肉の6～10倍の感覚需要期があると言われています。
伸ばされた痛みや気持よさは筋膜で感じています。
筋膜が癒着して硬いと、痛みセンサーが刺激されっぱなしになるときも・・。

あとは、老廃物を排泄する通り道でもあります。
筋膜のなかに血管・リンパ管はあります。
筋膜が癒着すると、スムーズに老廃物を排泄できず、疲れやすかったり、むくんだり・・。

上記を考えると、筋膜はただ覆っているだけの膜ではなく、いろんな影響が考えられる重要なものですね。
それが、今まで注目されなかったなんて、寂しい話です。
もっと注目して、リリースしていきましょう。