股関節痛や腰痛、太ももの張り・・・・・
ひょっとしたら、大腿筋膜張筋~腸脛靭帯が硬くなっているかも・・
この筋肉は、ASIS(上前腸骨棘)という骨盤の前上の出っ張りのところから、お尻の外側~太ももの外側に付いています。
作用としては、この筋肉が縮むことで股関節を外転、内旋させます(太ももを外に開き、内にねじる)。
大腿筋膜張筋の特徴は?
・股関節を安定させる
・この筋肉と尻筋で外側から支えることで、まっすぐふらつかず立つことができる、安定して歩くことができる
逆に考えると、大腿筋膜張筋~腸脛靭帯が固いと、横から支えられず、姿勢が崩れやすい。歩く、走る、前後の動きなどがふらついて、効率の悪い身体の使い方になる。疲れやすくなる・・とも言えます。
立ちっぱなしや同一姿勢は、ずっと、外から支えっぱなしで動きがないので、ピーーンと張った状態のままで、硬く疲労する条件とも考えれます。
休めの姿勢は、股関節内転位で大腿筋膜張筋は使われにくく、腸脛靭帯に負担が掛かりやすいです。
骨盤が後傾のときは、大腿筋膜張筋は活動しやすくなるのですが、お尻の筋肉は働きにくいので、尻外・外ももが張りやすくなります。
ということは、骨盤は後傾ではない、骨盤を立てた状態が、お尻の筋肉と一緒に大腿筋膜張筋で体を支えることができます。
ストレッチ整体湧泉では、大腿筋膜張筋~腸脛靭帯は、よく活用しています。
結構、ガチガチに固まっている人は多いですね。
線維性の高い所なので、じわじわとストレッチして伸ばすをメインにほぐすのが適しています。
つながりのある外腹斜筋や肋間筋の横側も一緒に伸ばすとよりいいでしょう!
ずーーーっと同じ姿勢をしている!って環境が増えているので、大事な場所ですね。